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2017-03

春の戦い - 2017.03.05 Sun

いやーあったかくなってきましたね。

寒い冬も終わりを告げて、暖かい春の訪れを感じる時期になってきました。


という事で、桜の花が咲くのをのんびりと待つ、のほほんとした日々、、、



でありたいのですが、アブラナ科の野菜を作っている農家は、今年、最初の戦いの始まりの時期なのです。

のほほんとしてられません、戦闘モードです。
野菜の状態を把握して、戦術を練らなくてはいけないのです。


その戦う相手とは、抽台です。
アブラナ科の野菜は、寒い冬を過ごし、暖かい春をむかえると、花を咲かす準備に入ります。
その時に、野菜の中心部から、花芽をぐんぐん伸ばす現象を抽台というのです。

抽台が起こると、商品になりません。
どうにか防ぎたいのですが、生理現象なので止める事はできないのです。
なので、栽培を任されてからというもの、抽台に対しては、なす術をもたず、蹂躙されてばかりいたのです。

心がポッキリと折れてるというか、立ち向かうべき相手ではないので、最初から戦いを挑まなかったとうのが本当でしょう。
しかし、本当になす術ないのだろうか、という疑問がふつふつと沸いてきたのです。
最初からそれは無理だと決めつけていては、それは不可能で物事は何も変わりませんが、この不可能を可能にしていく事が、何よりも大切、それができた時には、他の農業者にはできない事が出来る農家という価値にもつながるのではないかと。



どうせ、捨ててしまうなら、挑戦し続けて見ようではないかという事で。

この冬の間に考えて、準備してきた事を駆使して、春の戦いに挑みたいとおもいます。





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レンディの帰国 - 2017.02.19 Sun

気のいい、やつだった。
陽気で、どこか憎めない、いい性格の持ち主だ。


あんだけ親方に怒られたのに、その後の作業では揚々とお尻を振りながら歌っている。
このアホと言いたくなるが、そんなレンディーにはどこか人を和ます力があると感じていた。

ブログでは、たぬき、たぬきと書いていたが
本名はアグン レンディである。

8人目のインドネシア研修生


彼は、どちらかというと、心配な研修生であった。


なぜなら、1年生の頃から、全然日本語を勉強しないからである。
彼の先輩達もレンディーは歌ってネットサーフィンしかしてないと嘆いていたぐらいだ。


そんなんで、3年生になっても無事に仕事ができるのか、親方の逆鱗に触れるのではないかと心配であったが
なんとか3年間を無事に過ごせたのであった。


レンディーとのエピソードといえばやっぱ音楽だろう。
一緒に村のお祭りで演奏したこと、彼はベーシストとしてバンドに安定を与えてくれて、やっぱり彼無しでは成り立たなかったなと思う。

そして、彼は練習のとき、いつも笑顔なのだ。
そんなに演奏ができるのが嬉しいの
ってぐらい笑顔なのだ。

だから、こっちも自然に笑顔になり、楽しくなってしまうのだ。
ほんと不思議な奴だ。


そして、そんな彼は、演奏の時だけではなく、いつでも楽しそうにしていた。

3年間、なんでいつもそんなにニコニコしていられたのか不思議でならなかった、気づけば歌っているし。
そして、気づけば一緒に歌っている自分もいる。




彼は帰ったら、農家になるのだが、将来的には政治家になりたいらしい。
インドネシアの政治に関して、全くわからないし、彼が政治家になれるかわからないが。


人を和ますレンディーには、人を惹きつける魅力があるのではないかな。
もう、僕には、何もしてあげられないが、彼のこれからに期待である。










楽しいことをしよう、でも楽しい事ってなんだ? - 2017.01.04 Wed

あけましておめでとうございます。

2017年も明けたので、久しぶりに一年の抱負を述べたいと思います。

「ワクワクするような楽しい事をしよう」



昨年は色んな事を考えて、考えて、思考錯誤の年だったのですが、考えすぎは良くないなと思いました。
今を大切にしてないわけではないのですが、もっと今を楽しもうと思いまして。

それに去年の年末は、友人たちとの久々の再会で近況を聞いて、圧倒されました。

とある友人は、自分のお店を構える準備として、ワインのソムリエの資格を取るために武者修行にでると

とある友人は、九州の片田舎に村を作るんだと、そのために、インドに行ってヨガのインストラクターの資格をとりに

とある友人は、新横浜の土地を借りて、新規就農をすると


みんな真面目で、実行プランを練っていて、楽しそうに話すのです。
いやー輝いてるな、楽しそうだな~

そんな友人たちを見たら、沸々と湧き上がってくるではないですか、僕も楽しい事したいという気持ちが。

という事で楽しい事をしようじゃないですか~




という事で、楽しいこと♬ 楽しいこと♬ 楽しい事ってなんだ!?



ここで皆さん、楽しい事ってなんですか?

ライブに行く事?

旅行に行く事?

美味しい食事を食べる事、趣味を満喫すること


それぞれに、楽しい事があると思うのですが、どれもピンとこない。


うーん、自分の生活の中で、メッチャ楽しいのって~


~~ ~~ ~~ ~~ ~~

プルプル プルプル (電話の着信音)

俺「はいもしもし佐藤です、いつもお世話になっております、いかがいたしましたか」


お客さん「いやーこの前送ってもらったゴボウ、めっちゃ美味しかったです、それだけなんですが、お伝えせずにはいられず、電話してしまいました。いやーほんとありがとうございます」



~~ ~~ ~~ ~~


そうそう、こんなの、こんなのがあるから、嬉しいんですよね、だから農業は楽しい。
美味しって電話だけではなく、相手の無理を聞いて、京水菜を頑張って出荷して感謝されたり、それも極上に嬉しい。



野菜を作る事でそんな嬉しい事があるとわかっているんだから、野菜づくりが楽しくないはずはない。


という事で、今も昔も僕は楽しい事をしてました。
それを再確認させてもらって、今年も野菜づくりをしていきたいと思いますので皆さん今年も宜しくお願いします。













歓喜の声 - 2016.12.26 Mon

シェフが来たその次の日から、チンゲンサイの観察が始まった。

少しづつ大きくなるチンゲンサイ。
いい大きさなってくれよーと、祈りながら、また、相手の求める大きさで出したいという思いで、見守りつづけた。

が、世の中そう簡単に思い通りにいかない。

株の背の高さはちょうどいいのだが、葉が異様に大きい。

えぇぇ 、まじか、、、
ちょっと初デートで気合い入れ過ぎて、どこかぎこちない感じみたいになってるよ、大きすぎだよ。

おい、チンゲンサイ、お前そんなキャラだったけか、オールラウンダーだろ。
大一番に弱いのか

突っ込んでも、どうしようもないのだが、突っ込まずにはいられないでしょ。


さて、少し冷静になって分析してみようと思う。
原因は畑の水分保持量だと思う。

植物は、動けない。
芽が出た場所からどんなに環境が悪かろうと、あっちの畑がいいから、俺、あっち行くわってならない。
与えられた環境で生き方を決めるのだ。

例えば、水が少ない環境だと、畑の野菜たちは、小さいまま大きくなろうとしない。
水が少ないという事は、自分が体を大きくしてしまうと、生命活動を維持していくための、水が足りないという事になる。
という事は枯れてしまう事を意味する。

植物は、今の環境は水が少ないから、この水の量で生きていける大きさで成長しようとするのだ。
そして、一度、その生き方を決めると、その後は大きくならないのだ。

植物って面白いですよね。あ、ただこれ僕の勝手な推察なので、そこらへんはサトウ理論って事でご了承を。


話は戻るが、農園の畑もそれぞれ特徴があるのだが、大きく分けると二つのグループに分かれる。
チームTとチームMだ。

土の性質が違うのだが、その性質の違いや場所の影響もあって、土の水分の保持量が違うのだ。
チームTより、チームMが水分の保持量が多いのだ。


だから、余計な水分はやらないようにしているのだが、今回のチームMの畑の環境は、チンゲンサイにとって最高の環境だったのだろう。気温も高く、水分もあるから。


よっしゃーメッチャいい環境じゃん、身体大きくして、メッチャ光合成しちゃるぜー

という。ミニチンゲンサイの歓喜の声が聞こえてきそうだった。


チャンスは準備されたものにやってくる。 - 2016.12.11 Sun

学生時代に学長がよく言っていた言葉である。


「チャンスは準備されたものにやってくる」


チャンスはいつ、どこに転がっているのかわからない、いや、チャンスはどこにでも転がっているのだ。
ただ、それを掴めるかどうかは、そのチャンスを掴む人次第という事だ。


そして、そのチャンスが、僕の目の前に転がっている。



北陸随一の名シェフは、農園のNo.2 Mr.ルッコラをご所望という事で、実際にどれくらいのサイズが欲しいのか、圃場を一緒に見に行ったのだ。


ハウスの中に入り、このぐらいのルッコラの大きさはどうかと、大きさの確認をしていたのだ。

シェフの言う、このぐらいの大きさなら、何とかできそうだなと思い

できますよと色よい返事を返したのだが、、、

その直後、

「この赤水菜とミニチンゲンサイもいいね、これも貰おうか」

と言われたのだ。


?,.,!.;¥&@/¥&

一瞬、言語化できない思考状態に陥った。

ちなみに、小さいルッコラを納品するのは、現場で話しているその日から一週間後であり、今の圃場は来週ではもう採れない大きさになっている。

なので収穫するのは、次の圃場である。
成長の具合を見て、多分いけるだろうと、ルッコラの大きさに関しては、ある程度、、、自信があったのだが、、、、


赤水菜とミニチンゲンサイに関しては自信がなかったのだ。


しかし、ここで以前、友人の結婚式での出来事を思い出したのだ。

「もうちょっと小さいのだと思っていました、、、」


あの言葉を聞いてから、実際にもっと小さいチンゲンサイを作って見たいと思っていた。
しかし、あの頃は栽培を担当していなかったので実際に行動に移せなかったし、実際に作っても買ってくれる人がいなければ、作る事ができないというので、挑戦はできなかった。

だが、今ならできる、栽培を担当して1年を過ぎた今なら。
そして、お客さんが欲しいと言うなら、試す価値は十分にある。


「ハイ、やります」

二つ返事で答えたが、その返事は軽くはなかった。

「それではお願いします」


ただの受け答えだが、シェフの眼からは必ず納品をお願いしますよというプレッシャーを感じたのだった。










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ゴンベイ

Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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