topimage

2010-03

いざ出陣 - 2010.03.30 Tue

ポポでの滞在は三日間であったが、その大半を試合観戦に費やしていた。
いくら、酸素が少なくて動けないからといっても、見てるだけではやはり物足りない。
参加したい気持ちが湧いてきたのだ。

そして、自分にとって試合に参加するための条件が整っていたのである。

クラワラチームは7割方が市役所外の人間で、普段から顔を合わせた事のない人ばかりであった。知らない人が多いとチームとして一緒にはやりづらい。
そんな気まずさがあったから積極的に試合に参加したいとは言いだせないでいたのだった。

二日目の夕食の時であった。
一人の同僚が、ある単語を日本語で何ていうか質問してきたのであった。
その単語に関してスペイン語も日本語もそう変わりないのだけれど、考えた末に教えてあげたのは、交尾であった。(ちょっと違うか)

その途端、その場にいた男共は爆笑、一気に俺はその場の人気者になってしまったのだ。
自分自信もボリビア人が交尾、交尾というのがなんか可笑しくて、笑ってしまった。

しかし、男の自分が言うのもなんだが、男って単純である、下ネタで打ち解けてしまうのだから、しかも年も関係ない、50過ぎのおっさんも率先して下ネタに花を咲かせているぐらいだからだ。

まるで、その光景は高校生の部活の合宿の夜のようであった。

7割方、知らなかった人たちも下ネタをきっかけに仲良くなり、試合に出たいかと聞かれたのであった。

もちろん答えはイエス、自分の今の現状を考えて5分間の出場をすることになったのであった。

が、しかし、試合は拮抗して、記念のために試合に出してくれる余裕はなく出る幕はなかったのであった。

荒れたグランド、雑草と石がひどくて、ボールがよく変な方向に飛んでいた。
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二人のクリスティア - 2010.03.27 Sat

到着したのは朝の10時過ぎであった。

朝早くから出発したので、朝から大会があるのかと思ったらなかなか始まらない。
おまけに、10市中、6市しか集まっていないのだ。
さすがボリビア。

それでも2時に開会式が行われ、4時から試合がはじまり12時まで続いた。
ちなみに朝は7時から試合、サッカー狂の彼らに頭が上がらなかった。
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入場行進の後、皆で集合写真。

自分自信は試合には出れなく、というよりも体が動かなくて使いものにならなかったのでもっぱら応援ばかりであったが、空いた時間は子供の遊び相手になっていた。

彼の名はクリスティア、7歳、職場の同僚の子供である。
暇さえあれば、「タカオ、遊ぼう」といってサッカーボウルを持ってくるのだ。
長旅と慣れない環境で疲れていたが、あの可愛らしい目を見るとついつい遊んであげてしまったのだ。
(宿泊施設はホテルなんて豪華なものでは無く、小学校の一室の職場の同僚とざこ寝、休まるものも休まらず、夜は寒いから、徐々に体力を奪われていった)
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彼と一緒にサッカーをしたのだが、なかなかうまい。
シュート力といい、ドリブルといい、とても7歳には見えなかった。

ほかの子供達の遊んでいる姿を見ても、同じことがいえた。
4歳児ぐらいの子でもドリブルの質が日本の子供のそれと違うのだ。
よく見れば、サッカーしている子供達の中に2歳の子も交じってボールを追いかけている。

こんなに小さい時からサッカーしてればうまくなるはと思いつつ、南米によくある、貧しさからくるハングリー精神だけでサッカーが強くなるわけではなく、自我もしっかりしてない頃からサッカーをする環境があるから南米のサッカーは強いことを発見した。

日本であれば、過保護から、二歳児が小学生のお兄さん達と一緒にサッカーをさせる事なんてありえない。しかし親心も分からなくはない、だって、ボールと変らない大きさの子に、小学生の蹴った球があたったら大けがするでしょ。
そんな親の心境の違いが、サッカーの巧さの違いを表わしているのではないだろうか。



ポポでの滞在中にもう一人、同僚の子供が現れた、彼の名もまたクリスティア、9歳である。

彼は色々と興味を持って、質問をしてくる。
蛙は食べるのか、ボリビアはワニ食べるぞ。
サメは食うのか(また、サメか、、前々回のブログ参照)
日本にはどんな動物がいるの、ボリビアにはコンドルがいるぞ、

延々とそんな話をしていたが、彼のお陰で、動物の単語が少し覚えられた。
彼と話をしているともう一人のクリスティアが現れた、

小学生にありきたりな自己紹介、名前は? 年は? を済ませて、お互いすぐ友達になったが、何か言い争いをしている。
コンドルについてだ、詳しい内容が分からなかったが、俺がコンドルを見た事がないといった事が発端になっているらしい。

お互いに、俺にコンドルの説明をしてくれているのだが、どうも二人のコンドルには違いがあるらしく、それで言い争いになっているらしい。
しかしその説明の様子が、コンドルを真似て、両手を翼のように動かして実に可愛らしかった。

少し、彼らのそんな様子を見た後、三人でサッカーをすることになり、二人はさっきの事など忘れて、仲良くサッカーをしたのだった。


クリスティア マナ  カテ   9歳
クリスティア ビルカ コンドル 7歳

二人のクリスティアとの出会いであった。


ポポ - 2010.03.24 Wed

オルロ県の中にポポという名の町がある。クラワラの丘よりも二倍はあるだろう丘を町の裏手に二つ有し、その丘から錫が大量に採掘されているのだ。
温泉もあり、物も沢山あり、意外と大きな町である。

ちなみに、ポポの発音は二文字目のポにアクセントを付けて発音しなければならない。
じゃないとボリビア人には通じないのだ。アクセントって大事であることを身にしみて感じた。

クラワラに来て、まだ一週間もたっていなかった頃だろうか、三月中旬にポポへ行くぞと言われていたのだ。

何のために、、、、、、

オリンピックのために??????

みんな口を揃えて、オリンピック、オリンピックという、オリンピックというと、自分としてはあの4年に一度のスポーツの祭典としか思いあたらなく、まさかボリビアであるはずがなく、何のことかよくわからなかった。

内容を聞いてみてわかったのだが、要はオルロ県内にある市役所対抗のスポーツ大会であることが分かった。
(Orinpico=オリンピックと大会という意味があった)

種目は  男子:サッカー、フットサル、水泳
     女子:バスケ、フットサル

サッカーの好きな国だと今回つくづくと思い知らされた。

クラワラ専用のジャージを買わされ(約1000円)
DSCF2531.jpg

赤と青はクラワラの旗の色をモチーフにしていて、胸にリャマの絵とクラワラデカランガスと書いてあります。

バンに乗って4時間かけてポポに向かったのだった。


ちなみに集合時間は朝の3時、こんなに早く起きたのは何年ぶりであったろうか、まさかボリビアでこんな早起きするとは思わなかった。

が、しかし、律義に3時に集合場所に行ったのが愚かであった。
誰もいない。
結局、出発は2時間遅れの朝の5時であった。

味覚の違い - 2010.03.17 Wed

同僚達と飯を食べていると、日本食の事をよく訪ねてくる。

お前らは、タコ食べるんだろう、うまいのか?

いや、サメ食べるんだろう。

いやいや、トビウオ食べるんだろう。


話の中心は海産物、ここボリビアには海が無いから、魚をよく食べる日本の食文化にはとても興味を持っているまたいだ。なぜかサメの話になると盛り上がるボリビア人達。

日本食の話をよくするので食べたいのかなと思い、今度作ってあげようかというというと
目を輝かせる彼ら、次の日は仕事ほっぽらかしで試食会となったのであった。


サンタクルスにいた時、手に入った味噌があったので味噌汁を作る事になった。

日本人には欠かせる事のできない味噌汁、特に自分は味噌汁を一日に一回は食べないと気がすまない

おふくろの味は肉ジャガとよく言われるが、俺は味噌汁こそおふくろの味だと思っている。


さて、ニンジン、玉ねぎ、そしてたまたま手に入った大根を具材にして同僚達に振る舞ったのだが、、、

反応はあまりよろしくない。
お世辞で美味しいと言ってくれてるのが、明らかにわかる。

中には大根を捨てていた奴もいたぐらいだ。

市長がある一言、肉は入っていないのか、俺は肉が入ったのが好きだ。



食文化、味覚、好みの違いを感じた瞬間であった。

ボリビア人は肉料理が中心である、肉の旨味成分はイノシン酸と呼ばれる成分であり、肉を好んで食べる彼らにとって
イノシン酸をほとんど含んでいない、味噌汁には旨味を感じなかったのである。

逆に、日本を含めた東、東南アジアでは魚、大豆が中心の食文化である、これらにはグルタミン酸という旨味成分が含まれていて、アジア人はグルタミン酸によって旨さを感じるのである。
だから。日本人は大豆からできた味噌とカツオダシから作る味噌汁に美味しさを感じるのである。

このように旨味成分の違いから、食文化の違いはわかるが、小さい頃から食べひたしんでる物がやっぱり美味しく感じることが一番であろう。



自分がこよなく愛する味噌汁がボリビア人には伝わらない、悲しさを通り越して悔しさが込み上げ、再度挑戦する事になった。


今度の具材はニンジン、玉ねぎ、ジャガイモ、そしてリャマの肉
彼ら好みの具材である。
そして隠し味にバターを入れて、少し甘みをつける。

再び同僚達に味噌汁を振るまい、反応をみたら、、、、


好評!!
お代りをしてくれたのが何よりもの証拠であった。
美味しく食べてくれて頑張ったかいがあったなと思う反面、日本食とは少しかけ離れた味噌汁を見て食文化の違いの壁を味わってる気分であった。


これから、日本から持ってきた野菜の種を育てるのだが、いかにして彼らに食べてもらうかが大きな難関になりそうである。








































荒野を翔る - 2010.03.14 Sun



題名だけみるとカッコよいが、ようはサッカーをしたのだ、

ここクラワラデカランガスで

標高3900mで

先日まで高山病だった自分が

結果はどうなったかというと

スタミナ切れというより息切れ 動きの速度は低地の頃の自分に比べたら、半分ぐらいになっていた。

正直にいう、試合では全然動いてない、ボールを持ってもすぐに取られる、なんの役にも立たず、デビュウー戦は惨敗に終わった。

悔しさの残る5分間であった。

その後は息を整えるのに大変であった。

珍味 - 2010.03.12 Fri

隊員の仲間内からも、クラワラには何も無いといわれてる、私の任地。
しかし、ここにはあって、よそにはには存在しない珍味がここにはある。

チャルケと呼ばれる、リャマ肉の干したものだ。
かつお節を醤油に付けたような色と形をしていて、無造作にジャガイモと空を取っていない茹で卵がセットになって出てくる。

見た目は豚の餌かと思うほど悪いのだが、これがまた上手い。

噛みしめれば噛みしめるほど味が出てきて、病みつきになる味である。
酒の肴なには持って来いの一品に間違いない。


一つ思うのだが、人生の中で、美味いという食べ物に出会うことほど幸せな事はないと思う。
ホクホク暖かくて、主食にしてもいいと思う、フライドポテト
東洋の大発明、薬味によって一味も二味も変わる冷奴
辛くて堪らないが自然と橋がすすむキムチ
一度食べたら忘れられない感触の島ラッキョウ


酒の肴四強にチャルケは食い込んだ。(自分の中の)


しかし、残念な事に、毎日は食べられない、週二回しか販売していない、そして、この地ではお酒は飲めない、コップ二杯のビールで二日酔いになってしまったからだ。

高地の酒の回りは早い。

天変地異 - 2010.03.05 Fri


朝目覚めると、自分の吐く息が白くなっていた。
今日は太陽が出ていない。
太陽が出てないと、関東の11月ぐらいのように寒い。

ボリビアの季節は夏である。夏でこの寒さか、いったい冬はどれくらい寒いのか。
白い溜息をつきながら、上に五枚、マフラーをして、仕事場所に向かった。

ここクラワラには基本的に暖房施設が整っていないようだ。仕事場である市役所も例外ではない。

任地に到着してからというもの、殆どスペイン語の勉強ばかりのデスクワーク、じっとしているから余計に寒い。
早くもっと暖かい服を買わなければ、冬は越せないと考えていると、急に太陽が現れてきた。

太陽が現れると、急に気温があがる。五月の皐月晴れのような青々とした空と温かさ。
マフラーとジャンバーを脱ぎ捨てて、太陽の恵みをさんさんと浴びながら、クラワラに来て良かったと思えるひと時を味わうのである。

しかし、数時間すると北の空から冷たい風と共になんやらいかがわしい雲がやってくるではないか、見渡すかぎりごつごつした高原は遠くの地まで見ることができるので、その雲の下が、異様な状態にあるのがハッキリ見える。

数分後、あれだけ晴れていた空は雲に包まれ、降り始めたのだ、そう雹が、、、今は夏なのに、雹が降り始めたのだ、外にいた私は慌てて帰ったのだが、逃げ遅れた先輩隊員は雹の犠牲となっていた。

あたり一面は雹に覆われ、見事な雪景色ではなく雹景色が誕生した。

こんなに天気が変わるとは、どこかの海だけと思っていたが、現実にも存在したことに、驚きと、人間訳の分からなくなった時にでる笑いが込み上げてきたのだった。



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Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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