topimage

2014-08

音楽な1日 - 2014.08.30 Sat

やっと長引いていた夏風邪から完全復活した。医者ばかり行っていたから、今年も海に1回しか行けなかった。来年こそは絶対海三昧にしてやると心に誓いながら8月最後の土曜日を迎えた。

久々に元気な休日は相棒のアルコンを弾くところから始まった。
洗濯機が回り終わる、小一時間ほど弾いてから、県立大学の公開講座に参加したのだ。

僕が参加したのは、リズムに関しての講座だった。
特別にプロのジャズギタリストを招いての講座で、本格的な音楽講座だった。
しかも演奏付きの講座である。

ちょっと時間的には、長ったのだが、リズムについて基本的なことから、どんなリズムがあるかというリズムの種類まで盛りだくさんの講義、自分の知らない事だったので、非常に勉強になったのだ。そして、生演奏まで聴けて聴講料、無料というのはかなりお得な講義だったのである。

そんなウキウキ気分で、アルコンの弦の調子が悪いから、弦を買いに福井最大の楽器店松木屋へ、そしてその足で、前から気になっていた、御伽草子という名のカフェに行ったのである。

なぜ気になっていたかというと、ガラス張りになっている所にあのハミングバードが飾られていたからである。
この店は絶対、アコギ好きの店長が営んでるはずだと直感で感じたからである。ただのオブジェだったらハミングバードは飾らないだろうと絶対の自信があったからだ。

そして、入店してみると、案の定その通り、フォークソング世代の店長が営んでる店であった。
しかも、この店には、アコギ好きの親父達が集まるお店であるらしい。
毎月、第一週と第三週の土曜日に、アコギのうた広場が繰り広げられるらしい。
これは今度是非参加してみたいのである。

そして夕方はブエナビスタというキューバの音楽ドクメンタリー映画を見て、夜は月に一度のGoose houseのライブ配信を鑑賞。
ほんと音楽尽くめの一日であったのである。最高にリラックスできたのである。

さて、この標高0mの世界も、気づけば2個前のエントリーで祝300に達していました。
いつも、100ごとにブログについての振り返りをしていたのですが、気付けば300を超えていました。

しかし、200から300までは実は僕がブログをさぼり気味だったので、100個エントリーを書くのに3年ぐらいかかってしまいました。前は1年で100ペースだったのに。

まぁこのブログを書き始めたきっかけが、ボリビアでの事を面白おかしく伝えていこうというコンセプトで初めていたものだったので、帰国後のエントリーに方向性が見えなかったというのがあったてなかなかUPすることができなかったのですが。

しかし、最近は、書きたいことがいっぱいあるので、どんどんばんばん投稿していこうと思います。風邪ひかなければ(笑)
さぁ、次のエントリーからは実はちょくちょく書き溜めていたエントリーがもう少しで全部書き終えるので、予約投稿でドンドンバンバンUPしていきたいと思います。昔話から今に至るお話です。






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一生もののギター - 2014.08.25 Mon

作はヘッドウェイ
国内最高峰とうたわれるギターメ-カー、二度の工場消失にともない、一度アコーステックのギター製作中断を余儀なくされたが、熱熱なヘッドウェイギターファンによる声により、再びアコースティックギター製作を再開したというドラマティックな経歴を持つ。

型はドレットノート
その大きいサイズによりボリュームは大きく、ナット幅は43mmと握りやすい。塗装はラッカー塗装であるが、ネックの後仕込みという製法を使っているので、ネック部分は木質の高級感が漂う。そしてゴールドペグが、このギターの神々しさを増している。

材はTOPアディロンダックスプールス Said&Back インディアンローズウッド
レスポンスがとてもよく、弾いた瞬間に、どんと勢いよく鳴る。そのアディロンの木目が美しくほれぼれする。
深い低音がよくなり、演奏性をより豊かにするローズウッド、実はこの音色にずっと憧れていたのでやっと手にする事が出来て感無量である。

名はHARCON (新しいギターにはいつも名前をつけてあげてるのでこのギターにも名前付けちゃいました)
アルコンと読む、スペイン語で隼という意味
なんか、このギターの印象が、強さよりも速さを感じるので、勝手なイメージでこの名前にした。

最後の2本で、もう誰か、俺にこれを買えと言って欲しいくらい凄い悩みました。大学生の時、自分の将来を考えて誰か助けてって悩んでた時みたいに(笑)
途中まで、もう一つのギターを手にとってはこれにしようと立ち上がろうとしたのですが、アルコンが僕を見てくるので何度も座り直したり。正直、今年、控えている、人前での演奏に必要な音色はもう一つのギターだったのですが、僕がアルコンを選んだのは、こいつとなら一生付き合えると思ったからです。

見た目、弾きやすさ、そして、僕の好きな音楽のジャンルに合ったから。
だから、確かにもう一つのアストリアスのギターも最高によかったのですが、アルコンを選んで全くの後悔はありません。
むしろ店を出てアルコンを抱えて岐路に立つ僕の顔は、通り過ぎる人が何この人と思うようなにやけ崩れた顔になっていたのですから。

そうそう、ギター関係の本を読んでて、あるメーカーのギター製作者が言った言葉が京都からの帰り際、僕の頭に浮かびました。
ギターとは何かという質問だったと思います。
その答えにギターは木の生まれ変わり、そして、音を歌うために生まれ変わったものだと。

僕もこいつと、これからずっと歌っていきたいなと思います。



一生もののギターを探して(試奏してみた) - 2014.08.23 Sat

京都の老舗、ワタナベ楽器店にやってきました。入る前から緊張して、お昼も余り喉が通らないくらいに。



そして、6本のギターを弾き比べたのですがどれも、素晴らしいギターばかりでした。

ここから選ぶなんてある意味残酷です、だってどれも良かったのですから。

弾いた順にどんなんだったかというと。

まずはTaylorの528e
オールマホガニーサウンドは暖かくて軽やかな音色。大きなボディの筈なのに、重くなく、弾きやすい。現在、アメリカナンバーワン、メーカーは伊達じゃなかった。

次はGibson Hummingbird Ebony
やっぱりみた目は一番美しかった。そしてサイズも少し大きめであったが、それだけ、音もでかかった。ちょとまだ緊張が解れていなかったにも限らず控えめに弾いても音がでるのだから。流石である。

Martin D28

弦、一本一本がしっかり鳴っているのだ。このギター弾いた瞬間、マーチン恐るべし、マーチン恐るべしと震撼したのである、これがマーチンの実力かと。
年間、6万本は作っていると言われるマーチンギターだが、マーチンが誇る工員が丁寧に一本一本、作っているのが伺えるのである。このメーカーに限って外れは無いのだろう。故に、世界最高峰のギターメーカーなのだろう。

Austrias Trad D Reverence
いやー、想像以上だった。ギターの胴が鳴っているのだ。身体にその振動が伝わるくらい。よく、ギターの音色で
ドカンという表現を使うが、この表現はこのギターの為にある言葉なのだと思う。そして、1弦7フレットの音だけは尋常じゃなかった。この箇所だけだが、えっ、俺、エレアコ弾いてるのって錯覚してしまうくらいなの鳴りなのだ。

Headway HD 115 SE ATB
こちらも感動の鳴りの一品だった。アディロンダックの特徴がはっきりとわかる音色、弾いた瞬間にパワーのある音がバンと飛び出てくるのだ。これはたまらない、特に、早いストロークで左手でミュートを挟む、僕の好きな演奏法にとてもピッタリな感じだった。なんか、指が痛くならないなら、ずっと弾いたい感じである。

Kyairi LO 120 道前氏作
実は、このギターだけ、僕が店員さんに頼んだギターと違うギターを持ってきたのだ。どうやら、ヤイリギターのLO120カスタムメイド。道前氏作の一品だ。しかもカッタウェイであまり欲しいタイプではなないし、大きさもほかのに比べると少し小ぶりあり、今までの5つのギターに満足していたから、満足感一杯であまり期待していなかったのだ。
しかし、こいつは化け物だった。
なんだこいつは、小ぶりの割には、奥行きのある深い音色がするんです、一瞬にこのギターの音色に虜にされたのでした。

さてさて、6本から4本に、4本から2本に自分の購入したいギターを絞っていったのですが、もう、非常に苦しかったです。
だってどれもいいんですから。サンドホールから音の塊が出てるんではないかと感じ、ギターの胴が震えているのを感じ、一音一音がしっかり出てるのを感じる。今まで僕が弾いてきたギターにはどれもありえなかったものを感じたのです。
というか今まで弾いてたギターはおもちゃであるかのように、ギターって本当はこういう音色がするもんなのだと面食らったてしまいました。

そして、多分4時間は引き比べをしていたと思います。途中、店員さんい弾いてもらったりして、聞く側で音を聞いたりしながら、指が痛くなり、弾きつかれるまで、引き比べをしたのでした。
そして、最後の2本になってから、1時間ぐらいは、どちらにしようか迷ったのです。

そして僕が選んだギターは、、、





一生もののギターを探して(最終候補) - 2014.08.15 Fri

さて、このブログで幾つか、欲しいギターの話をしていたが、最終的に弾き比べをするギターの紹介をしてみたいと思う。

ちなみにかなり長いですし、内容的にマニアックになるので興味のない方は飛ばして下さい。


マーチン D28

やっぱりマーチンでしょう。
因みに、Dとはギターのボディサイズの事で、ドレッドノートと読む。

ドレッドノートとは、当時、英国で、超ど級の戦艦に名付けられた名前だ。そして、その世界最大で最強の名にあやかって名付けられたそうだ。

その言葉の通り、ドレッドノートのボディサイズはマーチンのギターの中で一番大きいボディを持ち、ドカンと鳴るのが特徴である。

そして、28という番号は、使われてる木材や部品、その他の違いなどがわかる。

28にはギターの王道の組み合わせである。TOPにスプールス、SAID&BAKEにローズウッドという組み合わせだ。

このマーチンのD28はギターの中のギター、マーチンといえばこれと言われる代表機種なのである。

ギター小僧共の憧れであり、僕自身も憧れのギターであるのだ。

しかし、お店に行けば、ショーケースに入っているマーチンのギターは僕みたいな腕の持ち主にとっては雲の上の存在であった。

このギターはプロかギターのメッチャうまい人の弾くギターであろうと。

そんな雲の上の存在である、マーチンギターを購入候補に入れてくれたのが、とある本であった。
「僕のマーチン君」とうい文庫だ。
内容は、ただのギター好きが憧れのマーチンギターを買うためのお話しであるのだが、似たような境遇の僕にとって、共感できるようなものが幾つもあったのだ。

その中で、特に僕の購買意欲をマーチンに向けたのは、マーチンって買っていいものだと思った瞬間の話しである。

筆者も、僕と同じように、マーチンギターは雲の上の存在であった。
しかし、そのマーチンを筆者の友人が、服を買う感覚で、あっさりと買ってしまったのだ。その光景を見て、今まで、自分にはまだ早い、自分のレベルでは弾くに値しないと思っていた。しかし、その友人の購入がきっかけで、マーチンは雲の上の存在ではなく、自分でも購入することのできるものと意識改革されたのである。

ギターの事をあまりよく知らない人は何を言っているのか、欲しいなら買えばいいじゃないかと思うかもしれないが、ギター小僧共にとって、マーチンというブランドは恐れおおい存在なのである。

ギター屋に行けば、必ず置いてあるマーチン、価格もギターを始めた頃が学生なら特に、手に届かない値段なのである。

そして、僕が学生時代、5万円するギターですら、試奏させてもらうのに勇気が必要だった。

なぜなら、自分程度のレベルで5万もするギターをギターがプロレベルにできる店員さんの前で弾くのだ。その営業スマイルの内に、ちっ、下手くそだな、そのレベルでこのギターを買うのか、と思われるんではないかと思うと、試奏すら躊躇ってしまったからだ。

だから当時は身の丈にあった3万程度のギターしか弾けなかったし、ギターを試奏するために、それ用の曲を準備したりしたのだ。自分がこのギターに値するレベルであると店員さんに認めてもらうために。

それがマーチンである。
その躊躇いは、言うまでもない。

しかし、今回、この本を読む事で、ずっと憧れであったマーチンが僕にとっても、身近な存在へと変わったのである。
お店で試奏すらしたことのないマーチン、今からどんな音色がするのか楽しみである。


ギブソン ハミングバード

ギブソンというと、アコースティックギター界での御三家の一つでマーチンと並ぶメーカーなのだ。

しかし、このギブソン、僕はイメージ的や実際に弾いてみて、実はあんまり好きではなかったのだ。

僕の主観だが、マーチンをアコギ界のエリートと言う感じていえばギブソンは俗っぽい感じでやんちゃなイメージ、そうヤンキーみたいな感じがするのだ。

そして、ギブソンは個体差が激しいやじゃじゃ馬という風評があるので、僕自身あんまり興味を惹かれなかったのである。どちらかというと、正道をいくものの方が好きなので、やっぱりマーチンでしょという気持ちが強かった。

そんなある日、インドネシアの子がギブソンのカタログを知り合いからもらったと言って、僕に見せてくれたのだ。

そして、そこに載っていたのがハミングバードだ。そして、一瞬にして、僕はそのギターの虜となった。

何故、このギターがハミングバードと呼ばれるかというと、ギターのホールの下にある、ピックガードと呼ばれる部分にハチドリの絵が入っているからだ。

ハチドリとは、アメリカ大陸にしかいない鳥の事だ。僕もボリビアにいる時に実際に見たことがあるのだが、羽を蜂のように羽ばたかせていて、とっても可愛らしい姿をしているのだ。
大きさも手のひらを広げたサイズぐらいだし。

そして、ギターのネーミングが素晴らしい。ハミングバードとは。
なんて、センスのあるネーミングだろう。ギターを鳥で表すとは、、、

そして、ギブソンのギターは歌の伴奏に合うという評判だ。

ソロならマーチン
コード弾きならギブソンという具合に。

もちろん、僕自身も歌に合うギターを欲しているので、願ったり叶ったりである。

そんなハミングバードを仕事の昼休憩中に毎日のようにカタログ見て、片思いの相手を思うがごとく、ため息をついていたのはいうまでもない。

ただ、ギブソンは個体差があると言われるので是非、当たりに出会いたいものである。


K YAIRI LO 120

続いては、国内メーカーのKYAIRIである。

ヤイリの特徴は、日本人の体に合うギターである。

外国メーカーは、日本人よりも体のでかい、外国の人のために作られたものだから、どうしても日本人の身体にはあいにくいというのだ。そこで、このLOシリーズはマーチンのドレッドノートを、日本人の身体に合わせて作ったギターである。

実は、この一生もののギター捜しを始めた時に、一番最初に試奏したのがこのヤイリギターであった。

当初は欲しいギターの基準が何もなかったから、見た目で選んだのがきっかけで手にとったのだが、その弾きやすさにビックリしたのだ。
これならもっと上手く成れそうと。


ヤイリギターは僕にとって、見た目、弾きやすさでは段突一番になった。そして、ここでもヤイリギターに魅力されて、ヤイリ本社へと連絡してカタログを取り寄せたぐらいである。

もちろん、こちらのカタログも、仕事の昼休憩中に何度も見て、くしゃくしゃになってしまったが。

僕にとって最初に出会ったメーカーであるがこのLOシリーズは今だ弾いたことがないので、どんな音色を醸し出すか楽しみである。

余談だが、KYAIRIの創設者、矢入さんは今年亡くなってしまったのである。
日本人に合ったギター作り、ハンドメイドにこだわり、世界的なメーカーへと押し上げた、矢入一男さんに冥福をお祈りします。


ヘッドウェイ HD 115SE ATB

ヘッドウェイのギターも一度弾いたことがある。それは中古で8万円するものであった。見た目、弾きやすさではKYAIRIには勝てなかったが、その鳴りのでかさには、このギターメッチャいいじゃんという印象が強く残っているのである。

ただ、その後、ヘッドウェイに関してはあまり調べなかった。

しかし、今回、最後のギター探しということで、僕の行く予定の店舗のサイトを見ていると、当初、僕の一番欲しかった、Eastman E20と同じ木材が使われている、ヘッドウェイのギターがあったのだ。

TOPにアディロンダックスプールスという木材を使用しているからだ。

この木材は戦前のギターでは当たり前のようにギターの材として使われていたのだが、第二次世界大戦中に、その軽くて丈夫な特性であったことから、戦闘機の材料に使われて枯渇してしまったのだ。

だから、今、この材を使ったギターはべらぼうに高くなっている。希少性が価格を上げてしまったからである。

ただ、一度この材を使ったギターを弾いてしまってはもうこれしかないと思い込んでしまった僕は、アディロンダックが使われてるギターにしか目が行かなくなってしまったのだ。

そうそう、なぜアディロンダックかって、それは、TOPがアディロンダックだと激鳴りするからだ。

だから、去年の年末、予算の中で買えるアディロンダックのギターということで、Eastmanを東京でしこたま探したのだが全く見当たらなかったのである。

その後、ネットでずっと探していたのだが、神は僕とEastmanを出会わせてくれなかった、むしろ僕とEastmanを引き離す行為にでたのだ。

今年の6月、東京にあれだけなかった、Eastmanが僕の行けない時期に限って、
フェアーをしていたのだ。

しかも僕が一度足を運んだ店で、それも何件も。

なぜ、今⁉︎
まぁ、Eastmanの新しい機種がでたからであるが、それにしても、あれだけ東京の店を探したのに、なかったEastman
がこの時期に沢山あるとは癪に触るのである。
しかも、自分の欲しい機種は全部売れちまっているし。

そして、もうひとつ、大きな機会を失ったことだ。

それはEastman E20 バーニッシュフィニッシュである。

忘れもしない、それは今年の1月12日
、東京でのギター探しで買うことができず、失意のどん底にいた時だ。

パソコンを開いて、ギターのサイトを見ていた時である。

そいつが、中古で出品されていたのである。しかも元値の半額で。

因みに、このギター、東京の池袋にある店で、新品で出されていたのが、年末頃には無くなり、ガッカリしていたのだが、それが今度は大阪のお店で中古で販売されたのである。

因みに、東京で売られてたギターが大阪で売られてたギターと同一とは限らないが、僕の調べた限り、このバーニッシュフィニッシュのギターはかなり珍しいので、同一のものの可能性が高い。

なんか、ここまで、調べてるのってストーカーみたいですね。
まぁ、それだけこのギターが欲しかったということです。

因みにこのバーニッシュフィニッシュは塗装の事で、通常のよりも極薄塗装ということらしい。

そのギターは確かにパソコンの画面に出ていたのだが、僕は実は即購入にいたらなかったのだ。

なぜなら、通常版と弾き比べをしたかったからだ。どんだけ違うのかと。

しかし、その通常版はその大阪の店には置いてなかったのだ。

なかなかうまいこと行かないと溜息をついていると、面白いイベントが在ることを知った。
それはコリングスというメーカーの弾き比べである。価格はEastmanと比べて、遥かに高いのだが、同じ木材を使っており、通常版とバーニッシュフィニッシュ版の弾き比べができるのだ。

しかもそれが、その大阪の店で弾けるというものだ。

なので、そこで、コリングスの弾き比べで塗装の違いでどのように違うかを知り、その後Eastmanを弾いて、気に入ったら買おうと思っていたのだが、Eastmanは待ってくれなかった。


まぁ、そんなこんなで、僕にはEastmanとは縁がないんだ、アディロンダックスプールスには縁がないんだと、潔く諦める事にして、新たな、ギターを探す事にしたのだか、そこにやってきのが、このヘッドウェイのギターである。

忘れた頃にアディロンダックスプールスの名前がでてきたのだ。しかもリーズナブル。

そういった事で一度、熱烈な恋をした相手ではないが、それと同じ特徴を持った、このヘッドウェイを試してみたいのだ。アディロンダックスプールスの素晴らしさを。

アストリアス TRAD D REVARENCE

前のエントリーでちょろっと紹介したが、ヒョンな事からその存在を知ったギターである。

このギターは、価格よし、見た目よしのギターであったが、何よりも僕が魅力されたのは、そのギターのブレイシングである。

まず、ブレイシングとは、ギターやウクレレなどのTOPの補強に使われている、木材の事で、日本語では力木と呼ばれる。

そして、そのブレイシングをギターを縦にした状態でXの形にして、取り付けているのがXブレイシングと呼ばれる。

今、ほぼ全てと言っていい、アコースティックギターがこのXブレイシングであるといわれているのだ。ではなぜXなのかというと、とあるギターの本曰くこういうことだ。

ギターは弦でかき鳴らした音=振動がサドル(ギターの穴の横にある弦が出てる部分)TOP木材、サイド&バック材に振動して音がギターからでてくるのだが、ようはその音=振動をよりスムーズにすることがギター作りにも大切になってくる。

しかしながら、ギターの強度も大切である。因みにギターは弦を張っている状態でその力は実は80kgもかかっているのだ。なのでその力に耐える為にTOP材の補強として、ブレイシングがあるのだ。

そこで、先人のギター職人は考えたのだろう。いかに、ギターの振動を干渉しないで補強できるのかを。

因みに、現在の技術を使ってTOP材の上に砂を置き、その振動する部分を調べたそうなのだ。その砂がより多く集まる部分が一番振動の少ない部分でここにブレイシングを取り付けたらより振動を干渉しない作りになるからということで。

そして、出た答えがX上に分布した砂だったのだ。

そう、先人達の編み出した、Xブレイシングは今の技術で立証された、より振動を干渉しないブレイシングであったのである。

というか、このブレイシングを発明したのは初代マーチンであり、もう100年以上も前の話しなのだ。
恐るべしマーチン創設者である。

ここまでがXブレイシングの話しであるが、このアストリアスはその続きがある。

まずはスキャロップト
これは、Xブレイシングに使われている木材をカマボコ状に抉りとった感じにしたもので。これにより木材自身の厚さを減らす事で、より振動をよくするようなのである。

そしてフォワードシフテッドである。
こちらは、Xブレイシングの木材が重なり合う部分が、通常よりもややサウンドホール寄りに移動しているのだ。こちらもより振動をよくするらしい。

それらを合わせてフォワードシフテッド
スキャロップトXブレイシングと呼ぶのだが、こららには実は弱点があるのだ。

強度が弱いと。

実は昔はこの長ったらしい、名前のブレイシングが主流であった。
より、鳴るギターを作ろうと。
しかし、現在のスチール製の弦が出てきてからこのフォワードシフテッドスキャロップトXブレイシングはその張力に耐えられなかった。

よって、現在はXの交わる点は下に、スキャロップトはノンスキャロップトが主流になってしまったそうだ。

しかし、そのフォワードシフテットXブレイシングは無くなったわけではない。
マーチンのHD28VやD42などの機種にそのブレイシングは使用されていたりする。ただ、どちらもハーフ100万以上するので僕の手には届かないのだが、今回偶然このアストリアスのギターを見つけたのは、有る意味運命を感じるものがある。

それに、音量を得る為に強度を犠牲にしたところが、なんとも言えない格好良さを感じるのである。
何かを得る為に何かを代償にする。
うん、儚いね~

さあ、いったいどんな音がするのか、ワクワクである。


次は、テイラー、ギルド、ヤマハ!?
他にも、サンタクルーズやメリル、ラリビーにフォルヒ、コールクラークやサイモンパトリックなど弾きたいギターは山程あるのだが、ギターとの出会いも運命。今回、行く店にあるギターで僕の欲しいギターを見つけたいと思う。

因みに、今回のエントリー、今までで一番長い気がする。
最後まで読んで頂いた方には感謝である。
実はもっと軽く書こうと思ったのだが、書いてるうたにヒートアップしてしまってこんなになってしまったのだ。これも僕のギター探しへの情熱と感じて頂ければと思う。



一生もののギターを探して(終着駅) - 2014.08.13 Wed

電車での移動が好きである。
乗っている間、色んな事ができるからだ。

読書やブロクを書いたり、景色を眺めて、物思いに耽ったりとできるからだ。


そして久々に昼の電車に乗って物思いに耽りながらブログを書いている。

ああ、もうすぐだ。
後、少しで新しい相棒に出会える。
それを考えるだけで何故かソワソワする。それは、財布にうん十万とはいっているからでもあるが、試奏してみてどんな感じがするのか、楽しみという気持ちと本当に俺、ギター買っていいのかなという、モヤモヤとした気持ちが絡み合った気持ちなのだ。

なんだ、この気持ちは、ようわからんぞ、というか緊張してるし。

しかし、ここまで来るのに、ほぼ一年かかってしまった。早よ買えよと思っている方もおられるかもしれないが。
私、普段は適当なのだがスイッチが入ってしまうと、トコトンこだわってしまうたちなので、妥協できないのである。
悪い癖ではあるが。

自分にとって一生もののギターとはなんだろうと考えた事がある。

ある人曰く
自分の弾きたい曲にあったギター

一生ものなんて無いとか

私にとってはマーチンとか

多種多様の答えがあった。
その中で、一番自分の心に引っ掛かったのが、自分の音楽のルーツに合ったギターであると。

自分のルーツかぁと考えるとやっぱり、ギターを始めたきっかけかなと考える。

しかし、それはギターを始めたきっかけに過ぎず、ルーツと呼ぶには少し違う気がするのだ。なのでもっと昔の事を思い返してみるたのだ。

多分、あの学校で貰う黄色い小さな本
「みんなの歌」
だと思う。

朝の時間に教室で歌うのが好きだった。
母と姉と三人で一緒にこの本を持って歌うのが楽しかった。
ギターを弾く時も外国に行った時もこの本だけは手放さず、今でも持っている。

なんか歌うと気持ちが高揚するのだ。
そして、みんな知っているし、外人も知ってる曲あるし、皆で楽しめるからだと思う。

多分、そこで思ったのだが、僕の好きな音楽って実は皆が知ってる曲で皆が歌えたり楽しめたりする曲なんじゃないのかなって。
それが僕にとっての音楽のルーツなのかもしれない。



人前で披露する為であれば、音響設備が必要になってくる。そうすると、アンプに繋げる為に、ギターの音を拾うピックアップといったものが付いたギターが必要になってくる。いわゆるエレアコだ。

しかし、僕自身、もっと機材なんて使わず、パット直ぐに引き出して、皆と一緒に歌うのが好きなのだから、こういったものはいらないのである。

ただ、野外で弾く事が多いから、それなりな音が出るギターが欲しいのだ。


そうなると僕の求めるギターとは、大きな音が出るギター、遠鳴りのするギターということになる。

やっとであるが、自分の一生もののギターとはなにかというのに答えがでたのである。

名古屋、大阪で色んなギターと出会い、東京で本命に出会えず、改めて自分の一生もののギターとは何かと考え続けて、いまそのギターを求めて、電車に乗っている。

どうやら、僕自身、やっとギター探しの旅の終着駅に着いたようだ。

「京都、京都」と駅のホームに鳴り響くアナウンスを聞きながら、店へと足を進めるのであった。

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プロフィール

Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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