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2015-06

ジェームス・クック - 2015.06.29 Mon

暑い季節がやってきたからでしょうか、やっぱり僕は海が好き、ああ早く海に行きたいと思うのですが、

それと共に、あの大海原に夢を求めて船を走らせていく、大航海時代が好き。
「俺はルフィー、海賊王になる男だ」というワンピースも好き。
不死身の軍団や大きい蛸と戦うパイレーツオブカリビアンも好き。

そんな海と海にまつわるお話が大好きな私は今回のベジフル徹底解剖ラボのメンバーが調べてきた事に興味をそそられたのでした。


その名もキャプテ~ン ウソップ、、、

ではなくて、キャプテンクックとキャベツのお話です。

クック船長というと、高校生の時に世界史の授業にチョロッと出てきたのでその名前だけは聞いた事があったのですが、一体どんな事をしたのかというと

本名はジェームス・クック
イギリスの海軍士官で、一介の水平から船長にまでのぼりつめた出世人。
海洋探検家という事もあり、ハワイ島を発見したりニュージーランドの海図を作成したりと、功績のある人物であったそうです。

そしてその中で、ジェームズ・クックの乗った船が、史上初めて、壊血病での死人を出さなかったというのです。
そこで、ベジラボ的な本題の話し。

「ザワークラウト」
ザワークラウトとはドイツにおけるキャベツの漬物なのですが、ソーセージをはじめとした肉料理の付け合せやホットドックに入っているキャベツに使われています。

徹底解剖という事で、メンバーが用意したザワークラウトをそれだけで食べたのですが、酸っぱい。
それもそのはず、ザワークラウトの原義は「酸っぱいキャベツ」なのですから。


さて、船乗りというと、ビタミンC欠乏からなる壊血病という病気があるのですが、当時は新鮮な野菜や果物を摂ることができず、必ずといっていいほど、船員は壊血病で亡くなっていたのです。

そこでこのクック船長が保存の効くザワークラウトを持ち込み、船員達に食べさせる事によって、史上初めて壊血病での死人を一人も出さずに航海を成し遂げたのです。

ちなみに、船員達に馴染みのなかったこのザワークラウト、最初はその味を嫌がり食べることがなかったのですが、クック船長自ら、美味しそうに食べる事で船員に見本をみせ食べさせる事に成功したそうです。

例えば、体にいいものがあったとしても、それを食べる事を嫌がったら、意味がないですよね。
その他に、せっかく美味しいものがあっても、食べ方を知らなければ、それももったいない。

ジブリの思い出ポロポロのワンシーンでも、パイナップルの食べごろを知らなかった事によって、せっかくのパイナップルが台無しになってしまうのがありました。

まぁ、何が言いたいかと言いますと、未だに知られていな野菜、体にいい野菜、そういったものを、もっとたくさんの人に知ってもらうというのが、僕らベジラボメンバー、野菜ソムリエ、そして農民であり、野菜を売るもの自身が広めていかなければと、ジェームス・クックから学んだという事でした。

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今年もやってまいりました料理教室 - 2015.06.27 Sat

さーて、始まりましたよインドネシア人への料理教室。

この教室も気付けば3年目。
振り返れば色々な事があったなー

最初の年は毎週やってたっけ。
買い物も一緒に行って、お腹すくから、皆で半額のおにぎり食べてから料理したり。

沢山の人にも来てもらったけ、インドネシアに興味のある人、外国に興味のある人、農園のバイトの子
中国人!?

そうめん流しなんかして、皆で楽しんだり
栗ごはんの悲劇なんかあったけ。

失敗談といえば、自分が料理してても間違えないのに、塩と砂糖の分量を逆にしてしまった、大学イモ。
真っ黒焦げになった大学イモ、なぜか、ぐしゃくの金時もどきになってしまった大学イモ
(3年やっているけど、大学イモだけはなぜかうまくできない、それが故に料理に自信が持てない自分であります)


でも3年たってしまったので、その全てを知っている人が、今や僕一人なってしまったのが、なんかとっても寂しく感じる。
この思いを共感できる人がいないんだなーって。

でも、今はあの頃と全く変わったメンバーだが、そのメンバーが楽しく料理教室をしているのを見てると、なんかとってもほっこりしたのです。

ワントとタタンと僕で始めた料理教室が今は沢山のメンバーで賑やかになっているのを感じるからでしょうか。
これも今いるメンバーのおかげです。

と、皆が楽しそうに買い物をしてる姿を見て思っていたのでした。


さて、はじまりました料理教室は、今回は二人の助っ人により日本人3、インドネシア人3の同人数で行ったのでした。
今回僕は蚊帳の外、他の二人の日本人メンバーが率先してインドネシア人の子に料理を教えてくれたのでした。

それで、できたのは

こんなんや





こんなん



今回は旬の野菜という縛りから抜けて、インドネシア人が農園からもらうハネ野菜をメインのメニューに。
インドネシア人曰く、野菜を食べなきゃいけないという事がわかっているのですが、その食べ方がわからない。
茹でてポン酢で食べるというのを続けていたのだが、どうやらかなり飽きてしまったらしく、ほかの食べ方を教えてくれーとの事で、今までとは変わった形の料理教室になったのでした~

そんな中、いつもBGMを流しながら、料理教室をするのですが、日本人二人が、あれ何の曲だっけと、ちょっと、ほんのちょっとそちらに気が向いていた瞬間、沸騰したお鍋が、大変な事になってしまったのでした。




そのお鍋の大きさでは明らかに多いであろう、12人前のそうめんを鍋にぶち込んでいたのだ。
学生時代、料理のりょの字も知らない頃に同じ事をして、非常に痛い目にあった事を思い出した僕は、かなり焦ったのでした。

たぶん、いつもなら、ああ仕方ないねとなるのですが、今回のメインであり、かなりお腹空いてた自分は、せっかくの料理が、たった一瞬気を抜いただけでパーになるというのがお腹と舌が許さなかったのでしょう。
猛烈な勢いで、菜箸を奪い取り、どうにか食べれるように一生懸命かき回したのでした。

それでも焦げ付くそうめん、塊ができるそうめん。
やばい今日のご飯が~と嘆く横で、さとさんどうしたと何とかしようとしている僕の横で、あっけらかんと笑っている、張本人達。

こいつら~、失敗したそうめんがどれだけ不味いか知らないくせにと腹の中でお鍋のお湯のように煮えくり返っていたのですが、今回は違ったのです。

そう、それ手助けしてくれる日本人メンバーがいたので、一割ほど無駄にしたのですが、どうにか食べられるそうめんができたのでした。

たぶんこれ、いつものように僕一人であったら、鍋一杯に詰め込まれたそうめんは助ける事が出来なかったでしょうに。

さて、そんな事もある料理教室ですが、やる気十分のインドネシア人。
それをサポートする日本人も揃った事で、今までとは違った料理教室になって行きそうな予感がするのでした。



新たな始まり - 2015.06.25 Thu

何も終わっちゃいないし、何も始まっちゃいない、ただ同じ毎日が過ぎていく中のちょっとした出来事
そんな中には面白い事や楽しい事、辛い事に悲しい事、そして感動。

ありふれた日常には色んなストーリーが隠されていて、
そんな事を文章に残すだけで、いたって平凡な日常が、さも面白おかしい、充実した日々に変わるですね。

てっ、ブログを書き続けてはや5年、気付けば400エントリーを超えていたので、100エントリーごとの感想を書きました。

さて、しばしの間、昔書いた別のSNSを移転してたのですが、自分で読んでて恥ずかしくなりました。
という事でFBには連動しなかったのですが、それも終わり再びFBに連動いたします。

ただ、まだまだ書き馴れていなかった時期なので、中途半端になってしまっている記事があるので、そちらは時間がある時にでも改めて書いていこうかなと思います。最近物忘れがひどくなってきてしまったので、自分の記録としても。


そして、これを書いている時はちょうど、30歳という節目の年を迎えた頃なので、そういった意味で心機一転。
新たな始まりとしてこれからもブログを書いて行きたいと思います。

まぁーこれといって特に何かが劇的に変わるわけではないのですが、あらためて。
趣味のギター
インドネシア人研修生との日々
農園での野菜作り
野菜ソムリエしての活動

といった事に焦点を当ててこれからもこのブログを書いて行きたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。


プラス
とうとう30歳になってしまいました。もう正真正銘のおじさんですね~
自分が30だなんてまだ実感が沸きませんが、今まで出会ったかっこいいおじさん方のように、自分もかっこいいおじさんを目指して頑張って行きたいと思います!!

まずは脱誤字脱字(笑)



ご愛読して頂いてる皆様へ
過去の記事をUPしている間に、ブログのエントリーを書き溜めていました。
それをこれから予約投稿で、順次UPしていきたいと思うのですが、エントリーの内容がタイムリーで無い事にご容赦おねがいいたします。

ちょっと夏に向けて、ブログの更新頻度が落ちそうなので、予約投稿というのを持ってこの夏を乗り切りたいと思います。

出発直前そして標高4000mの世界へ - 2015.06.22 Mon

合格から出発まで一年近くたってしまいましたがとうとう今日、ボリビアに飛び立ちます!

今年の年末や新年にお世話になった皆さん、ありがとうございました。

皆さんから頂いた思いを胸にボリビアで頑張ってきます!


行ってきます。


追記

というエントリーを最後に書いて、ボリビアに行きました。
確かこの記事を書いたのは、成田エクスプレスの中で、成田空港に向かう途中でした。

出発直前、両親と学生時代の寮の同期と後輩が見送りに来てくれたのを今でも思い出します。
仕事がある中で、時間を作っていてくれたのは、とっても嬉しかったな。

そして、この時思っていたのは、これからどんな生活が待ち受けているのかというワクワク感でいっぱいでした。

今でもこの時の事を思い出すと胸が高まります。

さてさてその後、標高4000mの世界では、色々あったな。
そして最後の総まとめ的な事を書かずに、標高4000mの世界を終えてしまったのでいずれその事は書きたいと思います。

なぜ書いてないかって、それは未だに、なぜ自分はボリビアに派遣されたのか、自分の中でまだしっくりきてないからなので。
そのうちわかる時が来るのを期待して、この一連のエントリーを終了したいと思います。

ちょっと嬉しかった事 - 2015.06.20 Sat

昨日、地域の陸上競技大会に助っ人として参加してきました。
助っ人というより、研修所の上司に無理やり出さされた感があるけど.......

成績はといいますと、個人種目で800mと1500mに出させてもらって見事両方とも
一位を獲得しました。他のメンバーも奮闘して一般男子(20代)優勝を勝ち取ることもできました。

たかが地域の陸上大会といわれればそれでお終いですけど、個人的には少し、いや、とっても嬉しかったんです。


宮古島はスポーツの盛んな地域で、島民の運動能力がとても高いですよね。
普通に中学の公式ぐらいのレベルのタイム出すんですよ。
わざわざ出場して、惨めな思いをしたくないから、出るのは嫌だったんですけど、これも地域との付き合い、
それにチームのオジイ、オバアの期待をむげにできず、
私情は捨てて参加することにしました。
 

それと、陸上競技大会に出たくない理由にもう一つあります。

それは、少し昔の話です。こう見えても、わたくし、元陸上部で、足が速かったんですよね。だから、走るの好きでした。

しかし、中学、高校の時に痛めた、太ももが、大学一年の光ジュ大運動会で、肉離れになってしまったのです。
それからというもの、肉離れは慢性化してしまい、二度とトップスピードで走れなくなってしまいました。


今では、同期の話の中では運動会で肉離れになった事は笑い話になってますが、
未だに、足も心も癒えぬ傷となっています。

幼稚園の時から、リレーの選抜選手で、運動会ときたら、
自分を輝かせる、かっこうの舞台だったんです。

言い換えれば、僕にとって、足の速さは、佐藤高央という人間を表現するための
最大の能力だったんです。

それが、奪われたとき、私という人間から自分を形作っているパーツを
根こそぎ削りそられるような悲しみに打ちひしがれました。

しかし、いつまでも悲しんでいてはいけない、解決の糸口は見つからないから、
その事について、心の奥にしまい込み、考えないことにしようと決めました。


しかし、再び、考える機会が回ってきたのが、今回の陸上大会です。
ビリになって皆をがっかりさせたり、怪我して迷惑をかけるのが嫌だった、
というより、昔のように、走る事ができなかった自分をみるのが嫌だったので、
短距離は選ばず、中距離を選びました。

それでも、走ることをやめた、自分は中距離すらも満足に走れる気は無く、当日でも嫌な気持ちのまままでいました。



しかし、本番にトラックに立った瞬間、気持ちが高揚していくのを感じたのです。

暑い夏の日も、寒い冬の日も、走り続けてきたトラック、練習きつくて嫌だった日もあったけど、走ってる時は、体が軽く、
このまま走っていったら飛んでいけるんじゃないかって思えた事もあった。今は昔のように走れないんだよって心の中では
わかっているのに、足が、足が、早く走りたいって、急かしてくる。
僕自身は走る喜びを忘れてしまっていたけど、足は未だに、走る喜びを覚えていたみたい。

何年かぶりに聞いた、ピストルによる合図、僕はまた、走る楽しさを知ることができた。



1500mの競技が終わった後、見た目弱そうな私が、最後の100mあたりで、
スパートをかけ、二人を抜き去り、堂々の一位になりました。
その状況は観衆を湧かせたらしく、一躍、有名になり、「農大のアフロ」という異名が付けらたみたいです(笑)
(解説:私は、東京農大の宮古亜熱帯農場で研修を受けています。半年以上、髪を切ってないので、頭がアフロみたいになっていることから、農大のアフロと呼ばれたみたいです。)

「まさか、あの状況で抜くとは思わなかった」「君が抜いたのはトライアスロンに毎年、出ている人だよ」「感動した。」
沢山のお褒めの言葉をもらえたのは本当に嬉しかったです。
なにより、走ることで、褒められた事が。

嬉しかったな、子供の頃、先生や周りの大人に褒められるように、無邪気に喜びを感じていました。
だけど、かつての速さが出ることは無かったです。ラストスパートでもこれ以上速く、走ろうとしたら肉離れになってしまうのを
感じたからです。
やっぱり、もう二度とトップスピードで走ることはできないんだな。
しかし、速くは走れないけど、長くは走れるんだ。
僕にとって新しい、走りの喜びを見つけました。それがなによりも嬉しかったことです。

来週も助っ人で今度は5000mを走る事になっているので、地域の人と交流しながら、楽しんで走ってきます。


p.s
ウミブドウ、海草なんだけど、これまた不思議な食感、口の中でプチプチ弾けるんだけど、それがまたなんともいえない。
丼に海苔とウミブドウをふんだんに乗せて、ちょっと辛めのわさび醤油をかけて食べるのがめっちゃ美味い。

気付けば残り一ヶ月きってるじゃん - 2015.06.18 Thu

5月からずっと夏が続いていて、暑さにはたいぶ慣れ、滝のように汗をかくのが心地よくなってきた今日この頃。


地域の人達ともスポーツ大会を通じて仲良くなり、さあ、これからって時なのにもうすぐここを出なくてはならないのです。


半年は短過ぎだ。
農業やるにしても、人と触れ合うにしても。

ても、この半年間は十分に充実していたな~

残りの日々も悔いのないように過ごそう!




話しは代わるんですが農業やってて良かったなって思う事があったんです。

それはお年寄りと話せる事。だいたいじいちゃん、ばあちゃんは農業やってるから農業という共通の話しができるんですよね。50も離れた人と普通は共通話題がないから、一方的に話しを聞くだけで終わってしまうけど、農業のおかげで話しが盛り上がるですよ。

それから、昔の尊い経験を聞かせてもらったり、わかかりし頃の恋の話しだったり。農業という話題を切り口にして色んな話しを聞かせてもらってます。

今更ですけど、お年寄りと話すのがこんなに楽しいとは知りませんでした。

生きる歴史、経験の宝庫、人生の見本。

じいちゃん、ばあちゃんともっと話したいですね。



P.S.
シマラッキョ、ここに来て、はまってしまいました。ラッキョの小さいバージョンなんですけど、味噌つけて食べると最高にうまいですよね。
あー、毎日食ってても飽きないは。

雨宿り - 2015.06.16 Tue

ただ今作業中、だったんだけど突然の雨。

雨降る予報じゃなかったから、雨支度はしてないし、自転車で移動してるから帰れないし。

仕方なく、ハウスで雨宿り。


そしたら、仲間がいました。野良犬です。
今、隣にいるんですよ。

なんか変な感じ。
野良犬と雨宿りなんて。

雨降られた瞬間は計画狂って最悪と思ったけど、野良と雨宿りしてたら、まっ仕方ないかと思えてきました。

やる事できないし、この状況が滑稽だったので日記書いちゃいました。

宮古の雨はゲリラ豪雨みたいなのでそのうち止むかな。

それまで、野良犬とゆっくりするか。

月の下の美人に出会って - 2015.06.14 Sun

農場へ向かって自転車を走らせている。昼間と違って夜は涼しいから気持がいいのであるが、時刻は正午0時を回っており、さすがに眠い。目的のハウスまで10分かけて到着。

ハウスに着くと、小動物が動く音がして、毎回ドキッとさせられる。正体は蛙なのだが、
宮古には、さそりやヤシガニといった毒を持っている珍獣がいるので、その正体がわかるまで、毎回ビビらされているのである。


蛙であるという確認が済んだ後、ボカシ肥という手作りの肥料の管理を行うのだが、最近調子がおかしい。
ボカシ肥は菌を使って発酵させるのだが、その発酵熱の上がる具合が速いのだ。熱が上がったら、切り返しという作業で、適温まで下げてあげる。必ず熱は上がるので、一日に一回切り返しをする。
普段は1回、多くて3回でいいのだが、今日に限って5回も切り返しをしている。

 

これで、ボカシ肥を作りはじめて三回目。過去二回は失敗し、それを踏まえての三度目だったたが、また、同じ所でおかしくなり始めた。量を変えたり、切り返しの回数を変えたが、原因は別の所にあるようだ。


 宮古に来てからというもの、農業に関しては失敗続きである。唯一成功してるのは、ダイズぐらいだ。去年、茨城での農業は、畑は肥えてるし、気候もいい。初めて農業をやる人にとっては、うってつけの場所であった。
しかし、ここ宮古は中級者編である。農業地理学で分類すると、夏場の宮古は農業生産限界地域である。ただ、輸送システムや灌漑施設がかなり整備されているので、実際は農業生産限界地域に分類されないが。気候に関しては申し分なく農業生産限界地域であろう。

 何度も失敗を繰り返していると、心が折れそうになるのだけど、これから派遣される地域は本物の農業生産限界地域、農業上級者編である。こんな所で負けてはいられないと、ガムシャラに頑張っているのだが。さすがに今日は、ボカシ肥の5回の切り返しで、朝5時から、正午0時以降まで起きているのは疲れる。プラス、失敗という現実を突きつけられるのだからなお更だ。

ボカシの管理も終わり、ライトも点かない自転車に足をかけた瞬間、月明かりに照らされた花に目を奪われた。夜にしか咲かない花として誉れの高い、ドラゴンフルーツの花(サボテンの花)、月下美人である。


話には聞いていたが、こんな所で見れるとは思ってもいなかった。
大きさは、私の手の大きさよりも大きい。がく片が長年延ばし続けた爪のように長く、自分の知られたくない部分を抉じ開けられてその中身をえぐるかのように開いている。逆にがく片の中に咲く白い花は布団に入り込んで眠る前のあの安堵感に似た感覚を
を思わせるように、ふんわりと咲いている。

対極的ながく片と花びら、醜い魔女と美しい姫との間の人間関係を感じさせ、見るものをその物語に引き込んでしまう魅惑がある。
この相反する二つが両立して同じ舞台に立っているからこそ、この花の美しさがより際立つのかもしれない。

月下美人は夜に咲き朝には萎んでしまう。たた数時間しか咲かずその生涯を閉じてしまうから、月下美人を見て魅了された人々は、次の日には萎んだ花を見て、失恋にも似た感情を感じるのであろう。そんな事から花言葉は「はかない恋」であるそうだ。
 
  
 しかし、なぜ月下美人は夜に咲くのだろうか。それには月下美人の受粉形態が大きく関わっているようだ。月下美人は他家受粉をする。月下美人の花の蜜を食べた時に身体についた花粉を別の株の月下美人にもって行き、また蜜を食べる際に雌しべに付けてくれなければ着果しない。その際に花粉を媒介してくれる花粉媒介者が必要になってくるのだが、花粉媒介者は浮気もので別に美味しそうな蜜のある花があれば、そちらに行ってしまうのだ。

それでは、種の存続の危機になるという事で月下美人は信頼のおけるパートナーを見つけたのだ、蛾とコウモリである。
知っての通り蛾とコウモリは夜行性である、そんな彼らの習性に合わせて、月下美人は夜に咲くようになったのだ。


月下美人に見惚れながら、先日お世話になった農家さんの事を思い出していた。農家さんはドラゴンフルーツを栽培している方で月下美人の事を教えてくれた人だった。その時、農家さんは私にもう一つ教えてくれたことがあったの思い出した。
 
それは宮古の方言である。「あららがま」という言葉だが、この言葉の意味は宮古島の人の精神を表すとっても重要な言葉らしい。
 「あららがま」とは、ボクシング選手がぼろぼろになって倒れても、負けてたまるかと根性と気合で立ち上がる際に「あららがま」と言って立ちがる掛け声的なものでもあり、その精神を表しているのである。いわば不屈の精神である。
 
この言葉が生まれたのは、この島の厳しい自然環境が背景にある。毎年のようにやってくる台風は何もかも吹っ飛ばしてしまうほど強力である。ほとんどが農業を主体としているこの島では、台風による被害は甚大かつ深刻である。

しかし、宮古の人々はそんな困難にあっても負けてたまるか、「あららがま」と言って生きてきた。それが故に、「あららがま」は宮古の人々の精神に繋がっている。

 
月下美人を見ながら、「あららがま」という言葉をかみ締めていた。


帰り道、相変わらず自転車のライトは点かないが、そのお陰か、こんなにも月明かりがこんなにも明るいのかと気づかされた。
遅寝はなんの得もないというけど、今日に限っては、そうでもなかったようである。

島民、全員、酒好きん!? - 2015.06.12 Fri

ここ2年間、農家さん(地方のおっちゃん)を訪ね歩いているが、何故だろう、お酒好きな人がやたら多いきがする。

ここ、宮古島も例外なく、お酒が大好きなのである。どれくらい好きかというと、飲めない人はその場(島)に居づらく、島外に出て行くしかないくらい、お酒の席は重要で、島民の大切なコミニケーションの場になっているのだ。

そんな、宮古島の名酒は泡盛、島民は泡盛飲んで成長してきたぐらい泡盛がすきである。食事に誘われたら、確実に泡盛を進められるのである。
私は、お酒を飲む場は好きだけど、お酒自身はあまり好きではない、好んで一人で飲むことは決してない。特に、焼酎は大学時代の暴飲で、ロックを口にするだけで吐き気がしてしまうぐらいだ。
しかし、島民がこよなく愛する泡盛を否定することはできない、否定=島民を否定することに繋がるからである。

今回、宮古島に来たということで、歓迎会に誘って頂いた。
とうとう来てしまった、泡盛を飲む時が、、、、
しかし、私の心配を遥かに凌駕する、飲み会が待ち受けていた。


この島には、沖縄県の中でも独特な文化をもっている。
「おとうり」というお酒の席での伝統文化である。
由来は、手に入れた酒を皆で分け合って飲んだことから始まり、そして、「おとうり」が終わった後に皆の願いがとおりますようにとねがうらしい。

ようは、どんな行事かといいますと、「いっき飲み」
しかも、泡盛の、、、、、、、、、、

席に着くと、ビールを注文し、私たちの歓迎の宴が始まった。
つまみ食べて、腹が満たされた頃合を狙って、主催者の一人が、店員に注文をした。
「ねーちゃん、泡盛とおとうしグラス持ってきて」
「!?」
店員が持ってきたのは、コップに目盛が入ったものであった。そう、専用おとうりグラスである。目盛は四つあり、いっきをする人は、お酒を入れてもらうとき、自分おの飲める範囲の目盛に入れてもらうのである(若者には選ぶ権利がないが、、、)後で知った事なのだが、おとうりグラスは、年季の入った居酒屋にだけ存在するのでは無く、お酒を飲む店ではどこにでもあり、家庭にも必ず存在する代物らし。注意して見てみると、スーパーにも商品として売られていた。

さて、いよいよ「おとうり」が始まったのだが、ここが、伝統文化、学生のいっき飲みとは違うのである。飲む前に必ず、スピーチをするのである。
スピーチには約束がある。「感謝、感激、笑い、記念」を含まなくてはいけない。
ここで、うまいスピーチをすることは、その人の人物評価を上げることになり、若い者の場合見込みがあるかどうか判断する場でもあるのだ。

襲い掛かるプレッシャー、手に手に回されてくるおとうりグラス、
そして、私の番が回ってきた。
グラスを高らかに上げた。
その夜は宮古伝統文化に飲まれていって、次の日の昼まで目覚める事はなかった。
宮古島の文化は、本土と違って独特です。そんな面白い文化、今後も日記で報告していきたいと思います。

これは一体何なんだろう - 2015.06.10 Wed

宮古島に来てからから3週間、こちらは、早くてもう梅雨入りです。それに、案外寒い。

綺麗な海はまだ、拝む事ができていないのですが、なにやら、面白いものを発見したんですよね。写真のっけておきます。

小さいスイカみたいな物で、とっても可愛らしい。白い模様が入っているんですけど、その白いのが、油性の絵の具で塗ったような、はっきりとした白色なんです。焼き物の装飾ぽい感じもしますけど。

この名前も知らない、雑草に見惚れてしまってます。自然界の美ですね、花とは違った美しさがあり、はっきりとした白と、緑の組み合わせが、より一層白い模様を引き立たせているなって。自然界の色彩はほんと美しいですね。
それで、切ってみたのですが、表面と違い、グロテスク、もちろん食べれません。

そんな雑草に見惚れている時にふと、思い出した言葉があります。
「この世に雑草という名の植物は存在しない、一つ一つに名前があるんだ、農業者なら、その名前を知るべきである」
確かにそうですよね、草にも一つ一つ名前があって、特徴があって、薬効があったりするのに、雑草って一まとめにしてしまってる。ある意味無関心ですかね。

そんなことを思ったので、この雑草調べてみることにしました。
調べた結果、
名前   スズメウリ
学名   Melothria japonica
分布   本州~九州
花言葉 いたずら好き(蔓が悪さするから)

そして面白い事もわかったのですね。
沖縄県のウリミバエ根絶プロジェクトというものが昔ありました。詳しく説明すると長くなるので簡単に言うと、ウリミバエを根絶すると、本州にむけて、ウリ科の植物を輸出することができるようになります。その恩恵として、代表的な物が、ゴーヤです。自分たちが子供の頃、ゴーヤはしらなかったですよね、いつ頃からか、ゴーヤブームが沸き起きて今では馴染みのある野菜の一つになっていますが、それはこのウリミバエ根絶作業が成功して、ゴーヤの輸入が解禁になったからなのです。
そこでスズメウリなのですが、根絶作業にあたり、ウリミバエの数が減ったかどうかを調べる指標植物として活躍していたのです。(これは知らなかった。)

名前も知らない雑草が、僕たちの食事に大きく関わっていたんです。知ったからどうなるというわけでもないのですが、一つのものから見えてくるものはやっぱり面白いなって思う今日この頃でした。

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プロフィール

Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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