topimage

2017-04

あおぞら食堂 - 2011.07.13 Wed

クラワラの晴れ晴れとした青空を見ながら食べる朝食は格別である。
毎朝、体を温めるスープを飲むのが日課となっている。

日本人の中では通称カジェ飯(カジェとは道という意味で道路上でご飯を売っているからカジェ飯と言われている)と呼ばれていて、人によってはお腹を壊すから食べないボランティアもいるそうだが、俺にとって、欠かせないお食事処である。


青空の下で朝食とは、最近まであたりまえであったから、何とも思っていなかったが、つい帰国を意識したら、大自然と青空を仰ぎながら朝食をすることは日本ではできないなと思い至ったのだ。

今あるこの環境って結構貴重なんじゃないのと、、、


そんな青空食堂、いつも二人のおばちゃんが店を開いているのだが、他のどの食堂よりも美味しいのだ。

特にスープ、俺のお気に入りはソパデマニー、ラッカセイのスープである。
具材はラッカセイを砕いた奴にジャガイモ、パスタ、インゲン、玉ねぎ、パセリ。

毎日スープは日替わりなので、ソパデマニーに当たった時は、一日のやる気も上がるのである。

その逆に嫌いなスープもある。チャイロである。
具材は日本ではない、甘くないトウモロコシとチューニョである。

なぜ嫌いかというと、このチューニョというジャガイモを乾燥させたのがどうも舌に合わないのだ。

無味であり、見た目がロバの糞のようなものだ。

そういえばチューニョについてこのブログで詳細に書いた事がなかったと思うので詳しく説明すると。

チューニョは高地の気候条件のみでしか生産できないのである。
高地の寒気は日中は日が出て温かく、夜間は-5,6度まで下がるのだが、野外にジャガイモを敷いて、数日間放置しておくと、夜は凍結し、昼間は解凍するというプロセスを繰り返す。

そうすると、芋の細胞が壊れて、水を抜くために足で踏むと、水分と共にジャガイモの毒素であるソラニンも一緒に流れ出るのである。

そして、出来上がるのが、チューニョなのである。
毒も抜いて、芋を保存できるようになったこの加工技術を発明した先人は凄いのである。

ちなみに米や麦、トウモロコシなどは保存が効く事で、文明の発祥、発展に大きく関わってきたと言われている。しかし、ジャガイモは保存が効かないことで、その下で発展した文明はないと言われていたが、チューニョという保存ができる、加工食品があったことで、ティアワナク文明は栄えたとまことしやかに言われているのだ。


それらの事を、ボリビアにくる前から知っていたので、チューニョとはいかなるものかと、ある意味楽しみにして来ていたのだが、味は最悪なのである。

そうそう、チューニョが嫌いなのはなにも俺だけではないのだ。他のボリビアに住む日本人も皆嫌いだと言っている。

たぶん日本人にはこのチューニョというものはどうも駄目みたいなのだ。


そんなことで、店のおばちゃんに、チューニョ抜きでと注文している毎日なのであった。
スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://uguisuflyflyfly.blog111.fc2.com/tb.php/184-0521b1ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

クラワラデカランガスてどんなところ(発展編) «  | BLOG TOP |  » 一年の成果

プロフィール

ゴンベイ

Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

フリーエリア

サウンドハウス

最新記事

カテゴリ

未分類 (3)
日記 (41)
旅 (1)
活動 (5)
ボリビア (215)
プロフィール (2)
食べ物 (3)
農業 (8)
僕とインドネシア人 (16)
音楽 (31)
ブログの紹介 (4)
野菜 (10)
一生もののギター探し (11)
グワナコ戦争 (28)
スタディーツアー (18)
レシピ (8)
ベジラボ (5)
標高4000mに挑むまで (14)
ちょっと高いところからの景色を見てみたい (0)
京水菜 (5)
ミニチンゲンサイ (4)

FC2カウンター

アーカイブでクラウド

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード