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いざ出陣 - 2011.08.13 Sat

アルティプラーノを一人の日本人が歩いている。

顔中が緑色になり腹部の辺りをおさえながら、疲れ切った足取りでとぼとぼと歩いているのである。

その眼は澱んで、生気すら感じられない。まるで、受験生が志望校に落ちた時のように、、、





ワラを捕獲した後、本来ならインティも捕まえなくてはいけないのだが、今日に限って捕まえなかったのだ。

なぜなら、同僚がインティはお母さんに付いてくるから大丈夫というものだから、、、


いつもなら本当かよと疑う所だが、相手がラクダ科の大学教授という事だから、その肩書を信用して、ついにインティーを捕まえず、外に解き放ってしまったのだった。


しかし。それが不味かった。

外の出たインティは、それは見事に駆け抜けて行ってしまったのだ。
普段、あんな狭い所に閉じ込められているのだもの、そりゃ、無限に広がるアルティプラーノの大地を駆け抜けたいよな。

そして、それに吊られて妹のパクシーも駆け抜ける。
兄弟揃って、遠くの彼方まで行ってしまったのだ。


さぁ、同僚に掴まれて取り残されたワラはというと、、、


二人の子供たちに置いてかれて、さぞ寂しかったのだろう、そして自分も走りたいという意欲か、暴れるは暴れる。

横から見て、口をコの字にして怒りを表しているではないか。
(ラクダ科は機嫌が悪い時は口をコの字に開けっ放しにしる。写真を乗っけられないのは残念だが、その姿は、怒りの感情を見事に表していえるといえよう)

そんなワラを抑える役が俺、インティとパクシーを捕まえる役が同僚という事で、この事態を打開することになったのだが、ワラの抑え役は非常にシンドイものであった。


首を掴んで、暴れないように抑えるのだが、体重100kq対48kg、二倍の相手に悪戦苦闘したのは言うまでもない。

それに、彼女にはツバ吐くと蹄落としという必殺技があるではないか、今日ほどその餌食になったことはなかった。



同僚が、どうにかインティを捕まえに来たのだが、その時の俺はというと精も魂も尽きて惨めな姿になったのだった。


無事、ワラを小屋に戻し、一安心とため息を着くと、ふと思ったのであった。
俺、ここに何しに来ているんだろう。

家畜に蹴られ、臭いツバをかけられ、それでも毎日水をやり、餌をやっている。

なかなかできない経験じゃんと人は言うが、俺は家畜の世話に来たわけではないのだ。
野菜栽培指導の来たのだ!


しかし、皮肉にもこの日が記念すべき家畜隊員となった日なのであった(笑)
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Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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