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犬の恐怖編 - 2011.12.18 Sun

彼の任地に着く前に、犬が沢山いるという話を聞いていたのだ。


ちなみに僕らボランティアは犬に噛まれたら狂犬病の注射を打たなくてはいけない事になっているのだ。

なのでもし犬に噛まれたら、最寄りの都市まで上がって、注射を打たなくてはいけないのだ。しかも3回、それを一週間かけて。


だから、ここで犬に噛まれたら旅行が中止になるから気を付けようねと皆で話していたのだった。

そして、我々一行が彼の家に着くと、早速犬がお出迎えしてくれたのだ。
人を威嚇するような鳴き声で。


始めてヤズル隊員の任地にきた俺を含めカズキ隊員、カネメ隊員。
多分この時は皆同じ事を思ったのだろう。やばい噛まれると。

なので、その後の行動が醜い。
我こそは助かろうと、人を前に押しやり、自分は後ろに隠れようと皆必死になったのだった。


だけどそんな苦労も取り越し苦労であった。
一番最初に吠えながらやってきた、犬は一番頭のいい犬だったのだ。
その名もルーナ。

彼女はヤズル隊員に なだめられ、彼らは悪い奴じゃないよと教えると直ぐに理解して、僕らに懐いてくれたのだった。

そしてこのルーナ、素晴らしい事に、他の犬から僕らを守ってくれるのだ。
例えば、俺らが歩いていると、他の犬が吠えてくるのだけれど、ルーナがその犬達を追い払ってくれるのだ。

なんと賢い犬なのだ、こいつがいれば安全であるのだ。
そして犬問題はここで一件落着したのだった。

に見えたが、恐怖はこの後始まるのである。



卓球をした後、カナメ隊員と俺が、卓球場に残っていた時である。
3匹が、急に俺らに吠え始めたのだった。

尋常ではない。今にも噛みつきかからん勢いである。
これはまずいと、必死にやずる隊員を呼ぶ。

しかし今夜のご飯の支度をしている、ヤズル隊員は歌を聞いていて、その音で俺らの声はさえぎられたのだ。

何度も叫んだが俺らの声は届かない、そして犬に入り口を占領され、逃げ場もなく、ただ、高いところに座って、彼らの牙から身を守ることしかできない2人であった。

このまま、ヤズル隊員が気付くまで待つしかないと決め込んだときである。
天の恵みか、あの賢いルーナがやって来たのだ。

彼女は、俺らに吠えている犬たちを見つけると、すぐさま追い払ってくれたのだ。
おお、なんと賢い犬だとこの時ほど、犬のありがたみを感じたことはなかったのであった。

これで一安心、おとなしくなった犬たちの横を通り抜けて部屋に戻ろうとした時だった。
ルーナに追い払われたはずのあの犬たちが、一斉に俺の周りに集まってきたのだった。

牙をむき出し、部外者をいかくするような吠え声で。
3匹に囲まれた俺は、恐怖に陥れられた。このままじゃ噛まれる、走って逃げたい。でも走ったら確実にかまれる。どうすればいい、ああルーナ助けてくれ。

しかしルーナは現れてくれなかった。
犬はだんだん周りの距離を縮めて近づいてくる。挙句の果てにはそのむき出しの牙を持ったあの顔が折れの足にあたる。この時、もうだめだ、俺は噛まれて任国外にいけなくなると思ったのだ。しかし、そんなのは嫌である、せっかく旅行に行けるというのに、それに今までも何度も旅行を計画して政情不安でだめになってきた事か、それを今度は犬ごときに邪魔されるなんて。
そして、どうしよも無くなった時、人とは凄いものである。自分からこの状況を打開しようと動きだすのだから。


決して走らず。犬の威嚇ににも負けず、ヤズル隊員のいるところまで、歩き出したのである。だがその間も3匹の犬が俺の周りからいなくなることは無かった。しかし、彼らの恐怖から走り出して逃げてしまい衝動をこらえてとうとうヤズル隊員に助けてもらったのであった。


この国は確かに犬はみんな離しがいだ。
だが、今までこんなに怖い思いをしたことはなかった。
しかも旅行前という大事な時期に。

でも、まぁ噛まれなかったから結果オーライかな。
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Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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