topimage

2017-08

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

一生もののギターを探して(最終候補) - 2014.08.15 Fri

さて、このブログで幾つか、欲しいギターの話をしていたが、最終的に弾き比べをするギターの紹介をしてみたいと思う。

ちなみにかなり長いですし、内容的にマニアックになるので興味のない方は飛ばして下さい。


マーチン D28

やっぱりマーチンでしょう。
因みに、Dとはギターのボディサイズの事で、ドレッドノートと読む。

ドレッドノートとは、当時、英国で、超ど級の戦艦に名付けられた名前だ。そして、その世界最大で最強の名にあやかって名付けられたそうだ。

その言葉の通り、ドレッドノートのボディサイズはマーチンのギターの中で一番大きいボディを持ち、ドカンと鳴るのが特徴である。

そして、28という番号は、使われてる木材や部品、その他の違いなどがわかる。

28にはギターの王道の組み合わせである。TOPにスプールス、SAID&BAKEにローズウッドという組み合わせだ。

このマーチンのD28はギターの中のギター、マーチンといえばこれと言われる代表機種なのである。

ギター小僧共の憧れであり、僕自身も憧れのギターであるのだ。

しかし、お店に行けば、ショーケースに入っているマーチンのギターは僕みたいな腕の持ち主にとっては雲の上の存在であった。

このギターはプロかギターのメッチャうまい人の弾くギターであろうと。

そんな雲の上の存在である、マーチンギターを購入候補に入れてくれたのが、とある本であった。
「僕のマーチン君」とうい文庫だ。
内容は、ただのギター好きが憧れのマーチンギターを買うためのお話しであるのだが、似たような境遇の僕にとって、共感できるようなものが幾つもあったのだ。

その中で、特に僕の購買意欲をマーチンに向けたのは、マーチンって買っていいものだと思った瞬間の話しである。

筆者も、僕と同じように、マーチンギターは雲の上の存在であった。
しかし、そのマーチンを筆者の友人が、服を買う感覚で、あっさりと買ってしまったのだ。その光景を見て、今まで、自分にはまだ早い、自分のレベルでは弾くに値しないと思っていた。しかし、その友人の購入がきっかけで、マーチンは雲の上の存在ではなく、自分でも購入することのできるものと意識改革されたのである。

ギターの事をあまりよく知らない人は何を言っているのか、欲しいなら買えばいいじゃないかと思うかもしれないが、ギター小僧共にとって、マーチンというブランドは恐れおおい存在なのである。

ギター屋に行けば、必ず置いてあるマーチン、価格もギターを始めた頃が学生なら特に、手に届かない値段なのである。

そして、僕が学生時代、5万円するギターですら、試奏させてもらうのに勇気が必要だった。

なぜなら、自分程度のレベルで5万もするギターをギターがプロレベルにできる店員さんの前で弾くのだ。その営業スマイルの内に、ちっ、下手くそだな、そのレベルでこのギターを買うのか、と思われるんではないかと思うと、試奏すら躊躇ってしまったからだ。

だから当時は身の丈にあった3万程度のギターしか弾けなかったし、ギターを試奏するために、それ用の曲を準備したりしたのだ。自分がこのギターに値するレベルであると店員さんに認めてもらうために。

それがマーチンである。
その躊躇いは、言うまでもない。

しかし、今回、この本を読む事で、ずっと憧れであったマーチンが僕にとっても、身近な存在へと変わったのである。
お店で試奏すらしたことのないマーチン、今からどんな音色がするのか楽しみである。


ギブソン ハミングバード

ギブソンというと、アコースティックギター界での御三家の一つでマーチンと並ぶメーカーなのだ。

しかし、このギブソン、僕はイメージ的や実際に弾いてみて、実はあんまり好きではなかったのだ。

僕の主観だが、マーチンをアコギ界のエリートと言う感じていえばギブソンは俗っぽい感じでやんちゃなイメージ、そうヤンキーみたいな感じがするのだ。

そして、ギブソンは個体差が激しいやじゃじゃ馬という風評があるので、僕自身あんまり興味を惹かれなかったのである。どちらかというと、正道をいくものの方が好きなので、やっぱりマーチンでしょという気持ちが強かった。

そんなある日、インドネシアの子がギブソンのカタログを知り合いからもらったと言って、僕に見せてくれたのだ。

そして、そこに載っていたのがハミングバードだ。そして、一瞬にして、僕はそのギターの虜となった。

何故、このギターがハミングバードと呼ばれるかというと、ギターのホールの下にある、ピックガードと呼ばれる部分にハチドリの絵が入っているからだ。

ハチドリとは、アメリカ大陸にしかいない鳥の事だ。僕もボリビアにいる時に実際に見たことがあるのだが、羽を蜂のように羽ばたかせていて、とっても可愛らしい姿をしているのだ。
大きさも手のひらを広げたサイズぐらいだし。

そして、ギターのネーミングが素晴らしい。ハミングバードとは。
なんて、センスのあるネーミングだろう。ギターを鳥で表すとは、、、

そして、ギブソンのギターは歌の伴奏に合うという評判だ。

ソロならマーチン
コード弾きならギブソンという具合に。

もちろん、僕自身も歌に合うギターを欲しているので、願ったり叶ったりである。

そんなハミングバードを仕事の昼休憩中に毎日のようにカタログ見て、片思いの相手を思うがごとく、ため息をついていたのはいうまでもない。

ただ、ギブソンは個体差があると言われるので是非、当たりに出会いたいものである。


K YAIRI LO 120

続いては、国内メーカーのKYAIRIである。

ヤイリの特徴は、日本人の体に合うギターである。

外国メーカーは、日本人よりも体のでかい、外国の人のために作られたものだから、どうしても日本人の身体にはあいにくいというのだ。そこで、このLOシリーズはマーチンのドレッドノートを、日本人の身体に合わせて作ったギターである。

実は、この一生もののギター捜しを始めた時に、一番最初に試奏したのがこのヤイリギターであった。

当初は欲しいギターの基準が何もなかったから、見た目で選んだのがきっかけで手にとったのだが、その弾きやすさにビックリしたのだ。
これならもっと上手く成れそうと。


ヤイリギターは僕にとって、見た目、弾きやすさでは段突一番になった。そして、ここでもヤイリギターに魅力されて、ヤイリ本社へと連絡してカタログを取り寄せたぐらいである。

もちろん、こちらのカタログも、仕事の昼休憩中に何度も見て、くしゃくしゃになってしまったが。

僕にとって最初に出会ったメーカーであるがこのLOシリーズは今だ弾いたことがないので、どんな音色を醸し出すか楽しみである。

余談だが、KYAIRIの創設者、矢入さんは今年亡くなってしまったのである。
日本人に合ったギター作り、ハンドメイドにこだわり、世界的なメーカーへと押し上げた、矢入一男さんに冥福をお祈りします。


ヘッドウェイ HD 115SE ATB

ヘッドウェイのギターも一度弾いたことがある。それは中古で8万円するものであった。見た目、弾きやすさではKYAIRIには勝てなかったが、その鳴りのでかさには、このギターメッチャいいじゃんという印象が強く残っているのである。

ただ、その後、ヘッドウェイに関してはあまり調べなかった。

しかし、今回、最後のギター探しということで、僕の行く予定の店舗のサイトを見ていると、当初、僕の一番欲しかった、Eastman E20と同じ木材が使われている、ヘッドウェイのギターがあったのだ。

TOPにアディロンダックスプールスという木材を使用しているからだ。

この木材は戦前のギターでは当たり前のようにギターの材として使われていたのだが、第二次世界大戦中に、その軽くて丈夫な特性であったことから、戦闘機の材料に使われて枯渇してしまったのだ。

だから、今、この材を使ったギターはべらぼうに高くなっている。希少性が価格を上げてしまったからである。

ただ、一度この材を使ったギターを弾いてしまってはもうこれしかないと思い込んでしまった僕は、アディロンダックが使われてるギターにしか目が行かなくなってしまったのだ。

そうそう、なぜアディロンダックかって、それは、TOPがアディロンダックだと激鳴りするからだ。

だから、去年の年末、予算の中で買えるアディロンダックのギターということで、Eastmanを東京でしこたま探したのだが全く見当たらなかったのである。

その後、ネットでずっと探していたのだが、神は僕とEastmanを出会わせてくれなかった、むしろ僕とEastmanを引き離す行為にでたのだ。

今年の6月、東京にあれだけなかった、Eastmanが僕の行けない時期に限って、
フェアーをしていたのだ。

しかも僕が一度足を運んだ店で、それも何件も。

なぜ、今⁉︎
まぁ、Eastmanの新しい機種がでたからであるが、それにしても、あれだけ東京の店を探したのに、なかったEastman
がこの時期に沢山あるとは癪に触るのである。
しかも、自分の欲しい機種は全部売れちまっているし。

そして、もうひとつ、大きな機会を失ったことだ。

それはEastman E20 バーニッシュフィニッシュである。

忘れもしない、それは今年の1月12日
、東京でのギター探しで買うことができず、失意のどん底にいた時だ。

パソコンを開いて、ギターのサイトを見ていた時である。

そいつが、中古で出品されていたのである。しかも元値の半額で。

因みに、このギター、東京の池袋にある店で、新品で出されていたのが、年末頃には無くなり、ガッカリしていたのだが、それが今度は大阪のお店で中古で販売されたのである。

因みに、東京で売られてたギターが大阪で売られてたギターと同一とは限らないが、僕の調べた限り、このバーニッシュフィニッシュのギターはかなり珍しいので、同一のものの可能性が高い。

なんか、ここまで、調べてるのってストーカーみたいですね。
まぁ、それだけこのギターが欲しかったということです。

因みにこのバーニッシュフィニッシュは塗装の事で、通常のよりも極薄塗装ということらしい。

そのギターは確かにパソコンの画面に出ていたのだが、僕は実は即購入にいたらなかったのだ。

なぜなら、通常版と弾き比べをしたかったからだ。どんだけ違うのかと。

しかし、その通常版はその大阪の店には置いてなかったのだ。

なかなかうまいこと行かないと溜息をついていると、面白いイベントが在ることを知った。
それはコリングスというメーカーの弾き比べである。価格はEastmanと比べて、遥かに高いのだが、同じ木材を使っており、通常版とバーニッシュフィニッシュ版の弾き比べができるのだ。

しかもそれが、その大阪の店で弾けるというものだ。

なので、そこで、コリングスの弾き比べで塗装の違いでどのように違うかを知り、その後Eastmanを弾いて、気に入ったら買おうと思っていたのだが、Eastmanは待ってくれなかった。


まぁ、そんなこんなで、僕にはEastmanとは縁がないんだ、アディロンダックスプールスには縁がないんだと、潔く諦める事にして、新たな、ギターを探す事にしたのだか、そこにやってきのが、このヘッドウェイのギターである。

忘れた頃にアディロンダックスプールスの名前がでてきたのだ。しかもリーズナブル。

そういった事で一度、熱烈な恋をした相手ではないが、それと同じ特徴を持った、このヘッドウェイを試してみたいのだ。アディロンダックスプールスの素晴らしさを。

アストリアス TRAD D REVARENCE

前のエントリーでちょろっと紹介したが、ヒョンな事からその存在を知ったギターである。

このギターは、価格よし、見た目よしのギターであったが、何よりも僕が魅力されたのは、そのギターのブレイシングである。

まず、ブレイシングとは、ギターやウクレレなどのTOPの補強に使われている、木材の事で、日本語では力木と呼ばれる。

そして、そのブレイシングをギターを縦にした状態でXの形にして、取り付けているのがXブレイシングと呼ばれる。

今、ほぼ全てと言っていい、アコースティックギターがこのXブレイシングであるといわれているのだ。ではなぜXなのかというと、とあるギターの本曰くこういうことだ。

ギターは弦でかき鳴らした音=振動がサドル(ギターの穴の横にある弦が出てる部分)TOP木材、サイド&バック材に振動して音がギターからでてくるのだが、ようはその音=振動をよりスムーズにすることがギター作りにも大切になってくる。

しかしながら、ギターの強度も大切である。因みにギターは弦を張っている状態でその力は実は80kgもかかっているのだ。なのでその力に耐える為にTOP材の補強として、ブレイシングがあるのだ。

そこで、先人のギター職人は考えたのだろう。いかに、ギターの振動を干渉しないで補強できるのかを。

因みに、現在の技術を使ってTOP材の上に砂を置き、その振動する部分を調べたそうなのだ。その砂がより多く集まる部分が一番振動の少ない部分でここにブレイシングを取り付けたらより振動を干渉しない作りになるからということで。

そして、出た答えがX上に分布した砂だったのだ。

そう、先人達の編み出した、Xブレイシングは今の技術で立証された、より振動を干渉しないブレイシングであったのである。

というか、このブレイシングを発明したのは初代マーチンであり、もう100年以上も前の話しなのだ。
恐るべしマーチン創設者である。

ここまでがXブレイシングの話しであるが、このアストリアスはその続きがある。

まずはスキャロップト
これは、Xブレイシングに使われている木材をカマボコ状に抉りとった感じにしたもので。これにより木材自身の厚さを減らす事で、より振動をよくするようなのである。

そしてフォワードシフテッドである。
こちらは、Xブレイシングの木材が重なり合う部分が、通常よりもややサウンドホール寄りに移動しているのだ。こちらもより振動をよくするらしい。

それらを合わせてフォワードシフテッド
スキャロップトXブレイシングと呼ぶのだが、こららには実は弱点があるのだ。

強度が弱いと。

実は昔はこの長ったらしい、名前のブレイシングが主流であった。
より、鳴るギターを作ろうと。
しかし、現在のスチール製の弦が出てきてからこのフォワードシフテッドスキャロップトXブレイシングはその張力に耐えられなかった。

よって、現在はXの交わる点は下に、スキャロップトはノンスキャロップトが主流になってしまったそうだ。

しかし、そのフォワードシフテットXブレイシングは無くなったわけではない。
マーチンのHD28VやD42などの機種にそのブレイシングは使用されていたりする。ただ、どちらもハーフ100万以上するので僕の手には届かないのだが、今回偶然このアストリアスのギターを見つけたのは、有る意味運命を感じるものがある。

それに、音量を得る為に強度を犠牲にしたところが、なんとも言えない格好良さを感じるのである。
何かを得る為に何かを代償にする。
うん、儚いね~

さあ、いったいどんな音がするのか、ワクワクである。


次は、テイラー、ギルド、ヤマハ!?
他にも、サンタクルーズやメリル、ラリビーにフォルヒ、コールクラークやサイモンパトリックなど弾きたいギターは山程あるのだが、ギターとの出会いも運命。今回、行く店にあるギターで僕の欲しいギターを見つけたいと思う。

因みに、今回のエントリー、今までで一番長い気がする。
最後まで読んで頂いた方には感謝である。
実はもっと軽く書こうと思ったのだが、書いてるうたにヒートアップしてしまってこんなになってしまったのだ。これも僕のギター探しへの情熱と感じて頂ければと思う。



スポンサーサイト

● COMMENT ●


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://uguisuflyflyfly.blog111.fc2.com/tb.php/319-2ee72f82
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

一生もののギターを探して(試奏してみた) «  | BLOG TOP |  » 一生もののギターを探して(終着駅)

プロフィール

ゴンベイ

Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

フリーエリア

サウンドハウス

最新記事

カテゴリ

未分類 (3)
日記 (41)
旅 (1)
活動 (5)
ボリビア (215)
プロフィール (2)
食べ物 (3)
農業 (8)
僕とインドネシア人 (16)
音楽 (31)
ブログの紹介 (4)
野菜 (10)
一生もののギター探し (11)
グワナコ戦争 (28)
スタディーツアー (18)
レシピ (8)
ベジラボ (5)
標高4000mに挑むまで (14)
ちょっと高いところからの景色を見てみたい (0)
京水菜 (5)
ミニチンゲンサイ (4)
トウモロコシ (0)

FC2カウンター

アーカイブでクラウド

リンク

このブログをリンクに追加する

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。