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2017-04

音楽は国境を越えて楽しめるものなか?(祭りの後) - 2014.10.14 Tue


そういえば僕は祭りが好きである。
歌って踊って、楽器を弾くという事が元から好きなのである。

だから子供の頃から、祭りに参加していた。
お神輿も好きだが、纏も好きである。
ボリビアでも祭りに参加した時の事を今でも忘れらない思いでの一つである。

そして、その好きさ加減と喜びを体で表現したくなるあの昂揚感を味わう度に、やったぱ祭りはいいな~と思いまたやりたいと思うのである。

そして、今回の高屋の祭りでもその昂揚感を味わえる事ができたのは、僕ら自身の中で演奏がうまくいった証ではないだろうか。

「お祭りまんぼ」
この曲が僕の中では演奏してて一番楽しかったな~
クマさんが一生懸命日本語の歌詞を覚えて歌ってくれたこの曲

実は練習中の間は、この曲に対して、あんまり楽しんで演奏できていなかった。
なぜなら、ギターやカホン、ピアニカといった楽器での演奏がうまく合ってないというか、リズムやテンポは合っているんだけど、どことなく楽器の相性が悪いというか、演奏からどこか悲し感じがして、ノリのいい曲なのに全くノル事ができなかったので。

だけど本番を迎えた時、クマさんの、心温まる、日本語での曲紹介に、周りが和み、お祭りまんぼという事で、聞いてくれていた周りのおじいちゃんやおばあちゃん達が、その曲知ってるよ、へーどんなふうに歌ってくれるのかね~、というワクワクした目でこちらを見てくれた事によって、僕のエンジンがフル回転したのだ。

さー見てくれ、僕らの数か月間に及ぶ努力の成果をと

思い返せば色々とあった。
一人怒っている日本人とそれに対して嫌々ながら練習していたインドネシア人から始まり、新規メンバー加入と帰国、出国に伴う脱退。全然ダメな演奏をしても、何も攻めず、むしろ僕らの演奏を褒めてくれた心優しい農園たやで働く、スタッフの面々の言葉が嬉しかった事。途中、日本人一人になって、どこにもやりようのない、この気持ちを聞いてくれ理解して一緒に頑張ってくれた、日本人メンバーの存在。
練習を重ねる度に、成長をしていく、インドネシア人のメンバー

全然いい事ばかりではなく、大変だったし、引き受けたからには成功させなくては、いや成功とまではいかなくても、まともな演奏をしなくてはというプレッシャー

辛い事ばかりだったが、ふと昔の事を思い出したのだ。
大学生の頃、纏をやっていた時の事である、2か月近く、ほぼ毎日練習していた事を。
初めての挑戦であったから、初心者の僕にとって練習はきつくて大変だった。うまく纏が振れず悔し涙を流したこともあった。

ただ、あの時は本気だったから、絶対、うまく纏を振れるようになりたいと頑張った。目標があったからだ。
だからその目標に対して、できない自分が悔しくてしかたなかったし、辛かったのだと思う。

そして、その時の出来事が今の僕にすっぽりと当てはまったのだ。
ああ、僕はインドネシア人の子と、高屋での祭りで成功させたいという想いが本気だったんだと。

明確な目標があったから、それに対して付いて来ないインドネシア人にイライラしていたのかもしれない、そんな彼らを突き放せなかったのも、農園たやーず(仮)は彼ら無しでは成り立たないと。目標としてるものにたどり着くには、彼らの一人一人の頑張りがなくてはならないと。

だから、それがコミュニケーションのうまく取れない、文化の違うインドネシア人だから、練習が辛かったのではなく、その目標に対してレベルを上げようとすれば、それは必然と伴う辛さだったのだと。

そして、僕らはお祭りまでにその目標に到達できたのだと思う、観客からみたらどうだったか、それは自分達では判断できないが、少なくとも僕は、僕自身は「お祭りまんぼ」で、今までの全てを表現できたのではないかと思う。

そんなお祭りマンボは、今までどこか合わなかった楽器達が、初めて調和した瞬間だった。



さて、この一連のエントリーの命題だった「音楽は国境を越えて楽しめるものなのなのか?」
ボリビアから帰った時までは確かに音楽は国境を越えて楽しめるものだと思っていた。

しかし、農園たやで働く、インドネシア人の子達と農園たやーず(仮)を組んだ事によって、楽しいなんてそんな簡単な言葉では表せられない。

音楽を通して苦楽を共にしたからこそ、メンバーだけでしか共有できない、掛け替えのないものを手に入れた気がする。
それをなんて言葉で表現したらいいかわからないが、メンバーの一人が祭りの後に嬉しい一言を贈ってくれた。

「私は日本に来て、今まで一番楽しかった、一生の思い出」だと
うん、僕にとってもかけがえの無い思い出になりました~

なので、改めて「音楽は国境を越えて人生に花を添えるもの」と評して、この一連のエントリーを終わりにしたいと思います。長い間、このエントリーを読んで下った皆様ありがとうございました。














最後に
このブログでは僕の主観で書いていますが、メンバー一人一人にそれぞれに思う事やストーリーがあった事だと思います。そんな彼らの思いを、このブログで綴る事ができないのが残念ですが、日本の田舎の小さな村であった小さな出来事として記録しておきたいと思います。



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Author:ゴンベイ
ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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