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長い長い移動の中で - 2015.02.07 Sat

実は、10年前にも僕はインドネシアに来ている。

アジア青年会議なるもので、アジア各国の若者との交流のために。

もちろん、この頃は農業を今のようにしている事やインドネシア研修生の子と一緒に働く事なんて想像もしてなかったので、インドネシアの農業はどんなものかとか、インドネシアの暮らしはどうなのという視点は全く持ち合わせいなかった。

ただ、ジャカルタの空港に着いた瞬間、思いだしたのだ。
ここ、来たことあるぞと体が。

そして、久々の海外という事で、忘れていた感情が沸々と甦ってきたのだ。
何が起こるかわからない、自分にとって想像のつかない出来事に遭遇する、あのワクワク感、

逆をいえば、日本にいるよりも危険が多いから恐れる気持ちもあるが、登山家が死と隣り合わせの冬山に上り、そのスリル感を凌駕する自然の絶景を見に行く事が病みつきになるように、異国の地に行くという事は、それだけ色々なものを自分に与えてくれるからその恐れをも越えて、堪らないのである。

そして、早速、僕らは死の恐怖を実感するのである。
ジャカルタの空港について乗り込んだタクシーでの話である。

最初のうちは、ジャカルタの街並みや車を見て、10年前に来た時よりは、発展してるんだなとか、ボリビアと比べていい車がいっぱい走っているなと感心して見ていたのだ。

しかし、渋滞を少し抜け始めた頃から、ドライバーの運転が変わった。
スピードが出てる。

ただそれだけなら何にも問題はないのだが、このドライバー、車の隙間を糸を縫うように走り始めたのだ。スピードを落とさずに、あげくに3車線である道路をここは4車線でしたってけと勘違いさせてしまうくらい、堂々と交通マナーを無視するのだ。

ちなみに、今まで色んな国に行ってその国の恐ろしい運転というものには出会ってきたつもりである。
すぐ隣が崖なのに、ここで追い越ししますかとうい場面や、運転手さん、そこで事故があって天に召された方の墓標が立っているのですが、そこで、そんな無謀な運転をするのですかなどなど。

だから、これぐらいの運転はまぁ許容範囲でしょうと、むしろハイきました外国と楽しんでいたが、車からピーピー音がなり始めた。

そう、スピード出しすぎですよという警報が
ちょうど僕は座っていたのが後部座席の真ん中で、丁度スピードメーターが見えてしまった。
「120キロ」

このスピードで無謀なカーチェイスみたいな事をする運転に久々に死の恐怖を体験するスタートダッシュをきったのだった。


さて、話を進めるが、23日に福井を午前四時に出て、恐怖のタクシー移動を経て、ジャカルタのホテルに着いたのが現地時間の19時頃であった。時差を考えると、移動に約17時間をかかっていることになる。

しかし、それだけ時間がかかっているのに、まだ研修生が僕らを待ち構えている、バンドンに付かないのだ。
また、バンドンから彼らの村までが3時間と考えると、物や人の移動が容易になったこの時代でもやはり、外国に行くというのは労力を使うものなのだろう。

でも、あと少しで会えると思うと、ワクワクは止まらない。
そんなテンションで次の日に乗り込んだのが、ジャカルタ-バンドン間を走る列車であった。

これが到着すれば彼らに合える、あったら何話そうかなとか、彼らのために用意した農園スタッフのメッセージビデオを見せたら、どんな反応をするかなと考えながらの電車での移動であった。

そんな中、気づけば昨日の移動の疲れから眠りこけていたのだが、用を足したくなってトイレに行き、さぁもう一眠りしようかなと思って扉に手をかけた瞬間、ピリリと少し寝ぼけた頭が覚めたのだ。

あれ、扉が開かないんですけど。

ちなみに、過去のトラウマから、狭くて暗い所に閉じ込められると、パニックになってしまう性分であり、暗くはなかったが、狭いトイレに閉じ込められたという事で取り乱したのである。

声は出していなかったが、ギャー、誰か~~と叫びたくなる心情で数分間暴れていた。
実はかつてフィリピンでもトイレに閉じ込められた事があった、その時はドアノブが壊れて。
ボリビアでもオフィスに閉じ込められた事もあった、扉の作りがしっかりしてなかったから。

そして、その時も暴れて、どうにもならない事を諦めた瞬間、脱出の糸口を見つけたのを思い出したのである。
だから取り合えずお、落ち、落ち着こう、もし扉が開かなくても、一緒にいるメンバーが誰か気づいて救出に来てくれると。
確かみんな起きてたはず(汗)

しかし、人間落ち着くと、冷静に物事が見れるようになるんですね。
なんだ、こんな簡単に出られるではないですかって。ここでその原因を書くとあまりにも恥ずかしいので、ここは相当苦労して脱出したいう事にしておいて、バンドンに到着したのである。

しかし、やっぱり外国では自分の想像していなかった事に出会う確率がかなり高い。
ただの移動なのに、既に肝を冷やす出来事に出会うのだから。

これだからこそ異国の地に行くのはやめられない。
さてさて、研修生との再会ではどんな思いを僕にさせてくれるのだろうか、そんな期待を胸に研修生の待ち構えるバンドン駅の出口に向かったのである。







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ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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