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ウサギとカメと私 - 2015.02.24 Tue

昨日、二人の研修生が福井からインドネシアに帰って行った。

以前のエントリーでウサギとカメという題名で二人の事を書いたのだが、それはまるで二人の人間関係が、童話のウサギとカメ見たいだったからだ。

そのエントリーからもう2年、二人の日本での物語の結末は、決してウサギとカメの物語では表せるものではなかった。

まずは紹介しよう。

ウサギさんことイラ ソバルナ

3年前のイラ君


現在のイラ君

匂いを嗅ぐだけで嫌いだった納豆を最後は毎日のように食べていた。
人の味覚はかわるのですね~

そして、カメことカダルスマン君

3年前のダルス君


現在のカダルスマン君

初めて会った時は、全く日本語が喋れず、意思疎通ができなかったけど、3年も過ぎると凄い喋れるようになった。最初は無口で真面目な奴だと思っていたけど、そられ喋れなかったから、喋れるようになってよく話す子なのだとわかった。

二人はどんな人間だったか。
端的に表すとイラ君は愛嬌のある奴。
たまに、こいつとイラっとする事が度々あったり、その苛立ちをもカバーする人懐っこい笑顔があり、ついつい許してしまう可愛らしい一面があったのだ。憎めない奴ってこいつの事を言うのだろう。

ダルス(カダルスマン君の愛称)君は不器用な奴
真面目なんだけど、どこが要領が悪いというか、たまに何を考えているかわからない、いや何も考えていないか、仕事中、仕事以外の事を考えているのだろう。的を得ない事ばかりして、多分農園で一番親方の怒声を浴びたのではないだろうか。だからとは言わないが、一番目が離せなかったのは言うまでもない。

そんな二人の物語と、そして僕自身との関わりを書こうと思うと、小説が一つ出来上がってしまうほどの長編になってしまうので、それは僕の心の内にしまっておくことにして、一つだけ書きたい事を書こうと思う。

それは二人に教えてもらった事
彼らは2012年の2月、僕は2012年の4月に福井に来た。
数か月であるが少し先輩の二人、ただ同じ年に入ってきたから、二人は僕にとっては唯一の同期であったのだ。

そんな二人と僕の関係は1年目は友達であった。
色んな話をしたと思う、色んな所に行ったと思う、色んな事をしたと思う。今思い返すとその時に二人と過ごした日々は楽しかった。

しかし、二年目から二人と僕の関係は先生と生徒になった。
野菜の授業は2年生からという事で、僕が指導する立場になると、二人の授業に対する意欲がない事に、どうしたらいいか試行錯誤をしていた。そして時には喝を入れたり、個人面談したりと1年目とは違う関係になってしまっていた。

そして、三年目の二人と僕の関係は上司と部下になっていた。
手を抜くイラを叱ったり、意味不明な行動をするダルスを叱ったり。そして自然と二人との会話が少なくなっていったのだ。

というか、僕はどこの立場で二人と接すればいいのか解らなくなってしまっていた。
だからであろう、スタディーツアーに参加したのはそんな彼らとの関わりをどうしたらいいのだろうかと見つけに行く旅であったのだ。

そして、スタディーツアーを通し、二人が帰った事で、その答えが見つかった気がする。
立場なんて考えずに二人と接すれば良かったと。そう、ただ二人の話を聞いてやるだけでよかったのだと。

ダルスと個人面談をした時に僕がビックリするぐらい、ダルスは堰が切れたかのように話続けた。ずっと溜まっていたものがあったのだ。そしてもっと話をする機会を持ってやればよかったと。
イラが黄色信号を出している時に、気づいてたのに、その信号をキャッチしてあげられなかった事。時間を作ってやればよかったと。

今、思い返すと、そんな機会は沢山あったのに、そこまでできなかった事に反省である。
ただ、彼らには、他にも二人を支えてくれる人が沢山いたから、無事に日本での3年間の研修を終える事ができたのである。

ちょいと、反省の内容になりがちになってしまったが、僕は二人のおかげでだいぶと成長させて貰ったのである。
農業をしながら、国際協力というのは、人に話す時にはとてもかっこよく見えるが、実際は簡単ではないことが分かっていたが、身に染みて実感した事、そしてどうしていったらいいのか、二人と過ごした3年間で教えてもらったのだと。反省はいっあぱいあるが、その反省が学びであるからこそ、成長できたのだと思う。

そして、二人もだいぶと成長した。
3年前の二人の写真と今の写真を見比べるだけでもその成長ぶりが伺える(笑)
そして、彼らが何を得て今後何をなしていくかは誰にも分からないが、二人と過ごした3年間は、お互いに学続けた、切磋琢磨した時間であったのだと今になって思えるのである。

そんな二人にありがとうと感謝の気持ちをこのブログから届けたい。
そして、3年間、お疲れ様でした。







彼らとの別れで、僕の中で一つの時代が終わった気がする。

それは、同期であった二人が居なくなり、寂しさからくるものであろうか、
それとも、二人から教えてもらった沢山の事からであろうか、
はたまた、無事に二人が母国に帰った安堵感か、

多分、すべてであろうが、そこで、少しその余韻を味わいたい所である。

しかし、そんな余韻に浸っている暇はどうやら無いようだ。なぜなら物事は止まってくれないから。

とある言葉で、経行という言葉がある。
歩きながら考えていくという意味であるが。
今の自分にはそんな言葉がしっくりくるのである。

さて、二人から学んだ事を無駄にしないように、次に進みましょうか。













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ド~レ~ミ~ってちゃんと歌っているつもりなのに、人からは音外れてるよって言われるんだよね。トントントンってちゃんとリズムを刻んでるって思うだけど、人からは段々早くなっているよって言われるんだよね。でもメロディーもリズムも人それぞれ違うもんだと思うから、人と合わせて調和をとることが大切。そんな私のハーモニー、このブログで奏でていきたいと思う。

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